崎陽軒のびっくりネタ6選!なぜ「シウマイ」と表記?シウマイ結婚式って?!
シウマイでおなじみの崎陽軒。よく調べてみると、びっくりネタが驚くほど多いんです。なぜ「シュウマイ」ではなく「シウマイ」なの?という素朴な疑問から、隠れ人気メニューまで、今回は崎陽軒のびっくりネタをご紹介します。
画像をもっと見る●崎陽軒はサンドイッチを売っていた!
1908年に創業した崎陽軒はもともと駅の売店でした。しかし、おなじみのシウマイ弁当はまだなく、サンドイッチやお餅、サイダーなどを売っていたのです!シウマイは創業から20年たった1928年にようやく登場します。
関連記事:ノーパンで帰るリスクあり? 外国人が驚愕・歓喜する忍者テーマパークを紹介!
●シウマイを横浜名物にしたのは崎陽軒
1923年の関東大震災で崎陽軒のお店は全壊しました。それでも当時の社長は諦めず「なにか横浜の名物になるものをつくろう!」と考えたのです。
横浜中華街を視察し、中華料理店のつき出しで出されていたシウマイに目をつけました。それまで横浜名物でもなんでもなかったシウマイですが「冷めてもおいしいシウマイをつくろう。そうすればシウマイは新しい横浜名物になる!」という社長のアイデアから、シウマイは本当に横浜名物になったのです。
関連記事:かまぼこはエンタメだ!3世代で楽しめる観光スポット「鈴廣かまぼこの里」
●なぜ「シュウマイ」ではなく「シウマイ」?
巷では諸説ウワサされているようですが、本当の理由は初代社長の「訛り」が中国語の発音に似ていたから。シウマイを横浜名物にした社長は栃木県出身で、「シュウマイ」と言おうとすると「シーマイ」になってしまったそうです。それを聞いた中国人に「とても発音がいいですね。中国のシュウマイの発音にすごく似ている」と褒められて、中国語に似せて商品名を「シウマイ」としました。
関連記事:穴場である理由とは?混雑する秋の京都でオススメな隠れレストラン「Tawawa」の魅力
●「真空パック」という言葉を初めて使ったのは崎陽軒
崎陽軒のシウマイの消費期限は製造から17時間。驚くほど短いですよね。そこで、もっと多くの方にシウマイをおいしく食べてもらうために、崎陽軒は1967年に「真空パックシウマイ」を開発しました。なんと、「真空パック」という言葉を使ったのは崎陽軒が日本初!真空パックシウマイの開発によって、製造から5ヶ月間もおいしいシウマイが食べられるようになりました。
関連記事:上野駅から50分!日帰りで行ける、宇都宮駅徒歩3分圏内の「餃子の名店」5選
●隠れ人気メニューは「シウマイ入りカレー」
崎陽軒の隠れ人気メニューは「横濱かりぃ」。定番のシウマイが丸々3個も入っています。普段は蒸して調理するシウマイですが、カレー用シウマイは蒸さずにオーブンでカリッと焼いて入れるというこだわりっぷり。ぜひ試してみたい1品ですね。
●崎陽軒の結婚式は「ジャンボシウマイ」
なんと、崎陽軒本店では結婚式ができます。本格チャペルや中華とイタリアンが融合したお料理もさることながら、びっくりなのは「ジャンボシウマイ」。ウエディングケーキの代わりに用意された巨大なシウマイにナイフを入れると、中から数十個のシウマイがごろごろと出てきます。
こんな結婚式なら、参列者の思い出に残る楽しい結婚式になりそうですね。結婚式を検討されている方は、ぜひ選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、新横浜にある横浜工場では、シウマイの製造工程が見られる工場見学も行っています。試食では、できたてのシウマイの食べ比べもできるので、家族やカップルでぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
(文/しらべぇ編集部・河津愛美)