ゴキ◯リ!イモリ!ワニ!横浜のとんでもない「珍肉店」は女子にオススメ
横浜市中区にある野毛。たくさんの飲食店でにぎわうこの街だが、その中に「とんでもない珍肉」を食べさせる名店があるのをご存知だろうか?
その名も、「珍獣屋」。ペットショップではない。ひっそりとたたずむビルの階段を上がると、メニューの看板を発見。
・ワニ皮ポン酢:680円
・カンガルーガーリック焼き:1280円
・ひよこの塩焼き(2羽):1280円
などなど、目を惹かれる料理がずらり。店内はどんなものかと恐る恐る入店。すると意外にもワインが並んでいそうなオシャレな空間。黒で統一された店員の制服が上品な雰囲気をかもしだしている。
テーブル8席、カウンター7席のこぢんまりとした店内だが、すでに席がうまっている。
さて、今回、注文したメニューは…
・ゴキブリの唐揚げ(4匹)/1280円
・オオグソムシ丸揚げ/1980円
・成人ワニの手1本揚げ/3980円
・イモリの1本揚げ/1480円
の4品。料理を待っている間に隣に座った方に話を聞くと、前回は珍獣屋で女子会を行ったとのこと。オシャレな空間で珍獣を食すことが、女子の心をつかむポイントなんだとか。
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■出た! ゴキブリの唐揚げ
まずは「ゴキブリの唐揚げ」。小さくて女性が食べやすいサイズである。味は香ばしいエビのよう。レモンが添えられているため、後味がさっぱりしていてクセなく食べられる。
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■『ナウシカ』の王蟲? いいえ、オオグソクムシの唐揚げ
つづいて、見た目は大きなダンゴ虫のような「オオグソムシ丸揚げ」。ハサミで小さく切って食べるが甲羅が固いため少し食べづらい。
名前はともかく深海のアイドルという事もあり、ロマンを感じる方もいるのではないだろうか。
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■焼酎にぴったり! イモリの唐揚げ
人気のウーパールーパー1本揚げは惜しくも売り切れということで、なんとなく似ていると注文した「イモリの一本揚げ」。そのフォルムがあまりにも可愛らしく食べるのがもったいない。
肉感は無いが、焦がし醤油のような味がしっかりしているため、焼酎のつまみでちびちびと食べたい品物だ。
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■爪もそのままに「ワニの手の一本揚げ」
最後に「成人ワニの手1本揚げ」。出てきたのは肉の塊! ナイフ、フォーク、ハサミが添えられていたがかぶりつきたい衝動を抑えられない。脂、歯ごたえ、味、インパクト、全てパーフェクトである。
そしてなんと、ワニの手を、真空パックにいれて持って帰れると言うのだ! 珍獣屋に来たら、ぜひとも頼みたい一品。今までにない女子会を求めるあなた、気になる女性を落としたいあなた、珍獣屋でワニの手も借りてみるのもいいかも。
【珍獣屋】
神奈川県横浜市中区野毛町1-45 港興産ビル3号館2階1号室
営業時間/17:00~23:00
定休日/曜日に関係なく珍獣仕入れ時店休※前日までに電話予約と確認が必要
(取材・文/しらべぇ編集部・小笠原奈々)