関西ではお馴染み? 黒蜜かけるさっぱりスイーツ「ところてん」が絶品!
さっぱりと美味しい、暑い時期にピッタリの食べ物、ところてん。多くの人は酢醤油をかけて食べることだろう。ときには“からし”を添えるという人も少なくない。
しかし、関西地方では黒蜜をかけて食べる、つまりスイーツのようにところてんを食すという人も少なくないようだ。酢醤油で食べる人たちにはあまり想像がつかないかもしれない、この「黒蜜ところてん」。
今回、小さい頃から黒蜜ところてんに慣れ親しんできたという和歌山県出身のみなさんのご指導のもと、フルーツも乗せたスイーツ感あふれる黒蜜ところてんに挑戦してみた。
●材料
ところてん、ミックスフルーツの缶詰、さくらんぼの缶詰、黒蜜
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●作り方
【1】ところてんをザルに入れ、流水でよく洗う。(重要ポイント:浸かっていた酢水をしっかり洗い流すのがミソ)
【2】ところてんを水切りし、器に入れる。
【3】缶詰のフルーツ類を飾る。
【4】上から黒蜜を好きなだけかけて、完成。
さて、試食してみると……。
「黒蜜=べた甘い」という概念を覆すようなさっぱりとした甘さが味わえ、添えられたフルーツからはどこか懐かしさが感じられる。暑い1日に涼を得るため“するっ”と食すのに最適といえそうだ。
材料も決して高価ではなく、家庭で手軽に、贅沢感のある美味しいスイーツができてしまうのである。
「ところてん」という言葉から得られるイメージは、体の疲れに良さそうな酸っぱい味。そんな印象を吹き飛ばすこの“スイーツところてん”、まだ心地よい暑さが続く時期に味わってみてはいかがだろうか?
(文/しらべぇ編集部・ジュンジュン)