医者が余った!?「この中で、お医者様はいませんか?」の印象的な体験談を紹介
飛行機や新幹線など、すぐに救急車が駆けつけられない状況で突然の急病人…。そして響き渡る「お客様の中で、お医者様はいらっしゃいませんか!?」というスタッフの声。こんな場面をドラマなどで見たことがある人も少なくないですよね。
しかし、実際にそのような場面に出くわしたことがある人は、一体どのくらいいるのでしょうか? そして、その場はどのような状況になるのか、気になりますよね…。
そこで今回、しらべぇ編集部でアンケート調査をしたところ、全体で3.7%の人がドラマのような「お客様の中で、お医者様はいらっしゃいませんか!?」という場面に出くわしたことがあると回答しました。さらに、「ある」と回答した人たちに、そのときのエピソードや状況について聞いてみました。寄せられたエピソードの中から印象的な体験談を紹介します。
・ヘナチョコの兄が活躍
「新車の試乗会で、いきなり若い男性が目の前で倒れて大騒ぎに。一緒にいた私の兄が当時、なりたての医者で、一応脈をとって対応していた。結局救急車を呼んだが、普段はヘナチョコな兄の頼れる一面を見た」(女性40代)
ハプニングにより、兄の仕事の顔を見ることができたようです。普段はヘナチョコだけどいざというときに頼れる男性…。もし兄でなかったらそのギャップに思わず惚れてしまいそうですね!
・感謝され、特別室へ
「船の中で体調不良の人がいて、ちょっと知識があったので対応した。重症ではないようだったので、経過観察とした。そのあとスタッフたちに感謝され、特別室で最新映画見放題の待遇をうけた」(男性40代)
緊急事態に対応したことで、予想外のサービスを受けたようです。スタッフさんたちの感謝の気持ちが伝わってきますね。
・お医者さん3人と看護師さん4人
「お医者さんいませんか? という場面に出くわしたときに、お医者さん3人と看護師さんが4人いたという奇跡がありました」(女性20代)
お医者さん3人と看護師さん4人とはなんとも贅沢(?)ですね。そのときの状況を詳しくはわかりませんが、せっかく名乗り出たのに、手持ち無沙汰になってしまった人もいたのではないでしょうか。
・いるはずなのに…
「医師会のツアーコンダクターとして新幹線に乗車中、『お医者さんはいませんか?』というアナウンスがあった。 誰も立たなかった」(男性60代)
逆にその場にいたお医者さん全員が「これだけいるなら俺が行かなくても誰か行くだろう」という気持ちになってしまったのでしょうか!? もしTVだったらここで「いや、俺が行くよ」「どうぞどうぞ!」とダチョウ倶楽部のお決まりの流れになりそうです。
・夫婦ではなかった!
「倒れた男性に親身に寄り添っていた人が妻ではなく、全くの他人だった。男性が意識を取り戻したときに『誰?』というすごく驚いた表情をしていた」(女性50代)
たまたま倒れたときに一番近くにいて、流れで最後まで寄り添う雰囲気になったのかもしれませんね…。その経緯を知らない倒れた男性が驚くのも納得です。
このように全体で3.7%という低い確率にも関わらず、数々のエピソードが寄せられました。めったにないシチュエーションだからこそ、みなさん印象に残っていたのかもしれませんね。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年9月19日(金)~9月22日(月)
対象:全国20代~60代 男女計1500名
(文/しらべぇ編集部・八木彩香)