LINE・Facebook・Twitter・mixi…いちばん「気が重くなるSNS」はどれだ!?
ソーシャル・ネットワーキング・サービス、略してSNS。インターネットを通して、匿名/実名でユーザー同士がつながるサービスは、すでに日常の一部になっている人も少なくないだろう。
連絡や旧交を温めるためにきわめて便利なこれらのサービスだが、つながりが生む弊害もある。
ユーザーが増加するたびに「mixi疲れ」「Facebook疲れ」 などといった言葉も生まれるが、実際に使っていて気が重くなった人はどれくらいいるのだろうか?
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■全体の約3割が、うんざりした経験あり
SNS利用経験のある全国20〜60代の男女2004名に調査したところ、全体では3割弱、もっとも高かった20代では36%がSNSを使いながら気が重くなった経験があると回答した。
では、ユーザーがうんざりする割合は、サービスによって差があるのか? 調査対象としたLINE/Facebook/Twitter/mixiの4サービスをランキング形式でご紹介しよう。
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■第4位:LINE
使っていて気が重くなった人の割合がもっとも少なかったのは、LINE。男性でちょうど2割、女性は3割が経験ありと答えた。
LINEにまつわるトラブルもしばしば報道されるが、もはやインフラ化していること、リアルの友人を中心につながるサービスであることが、気が重くなる人が少ない要因かもしれない。
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■第3位:Twitter
男性では、気が重くなった人がLINEよりやや多い反面、女性では微差ながら下回ったのがTwitter。芸能人などを除き、一般ではハンドルネームで利用する人が多く見られるのが気楽さにつながっている可能性もある。
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■第2位:Facebook
男性では4人に1人、女性は3人に1人が「気が重くなったことがある」と答えたのが、Facebook。
実名での利用が原則で、それによる安心感がある反面、しらべぇでも以前取り上げたがリア充的な投稿/ネガティブな投稿、どちらも批判されることがあるなど、リアルを知っている同士のSNSならではの難しさも備えている。
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第1位:mixi
今回の調査で、男女とももっとも気が重くなった経験があると回答したのは、日本発のSNSとしてこの4つではもっとも歴史のあるmixi。
自分の書き込みを見た人がわかる「足あとシステム」など、日本のサービスならではの工夫もあったが、前述のとおり「mixi疲れ」という言葉を生んだこともあった。
すべてのサービスにおいて気が重く感じやすいのは、男性より女性のようだ。こうしたユーザーの不満の影に、新しいビジネスのヒントがあるかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年6月19日~2015年6月22日
対象:SNS利用経験のある全国20代~60代男女2004名