支出が交通費と食費ばっかり!「タクシー・ガソリン使いまくり」生活の実態
住居費や交際費、服飾費など日々の生活にさまざまな出費があるが、もっとも身近な出費のひとつと言えば食費と交通費ではないだろうか。
一般に、消費支出額中に占める食費の割合を示すエンゲル係数が高いほど食費以外に出費を回せないと言われている。また、生活をする上でどうしても避けられない交通費。日々変動するガソリン代は自分でコントロールできる出費ではないため、常に一定の額を準備しておかなくてはならないだろう。
結果として、気づいたら支出のほとんどが食費と交通費ばかりだった、という人もいるかもしれない。
以下のアンケート調査の結果は、それを示すものだ。
注目すべきは、女性は30代、男性は20代と60代にその割合が高いということだ。
そのような生活を送る人たちの声をご紹介しよう。
◆支出のほとんどは飲み代とタクシー代(20代・男性・東京都在住・広告代理店勤務)
毎日終電過ぎまで仕事をするのでほぼ必ずタクシーに乗ります。深夜料金でだいたい3000円くらい。毎回会社から経費は出ませんが、日中も徒歩・電車移動するのが難しいほどスケジュールが詰まっているのでタクシー移動が大半です。
飲み代も先輩がおごる文化があるため、毎回2〜5万円ほど消えていきます。休日も仕事をしているため、結果的に支出のほとんどがタクシー代と飲み代に消えていることに気づきました。
◆支出のほとんどは弁当代とガソリン代(20代・男性・鹿児島県在住・公務員)
もともと欲しいイタリアの外車があったので、出費はギリギリまで切り詰めています。毎回の食事は配達で来る300円の弁当。休日は家からほとんど出ない。貯金は毎月10万円ずつ積み立てています。ガソリン代と弁当代以外でかかるのは年間に2回ある忘年会代くらいですね。
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年9月25日~2015年9月28日
対象:全国20代~60代男女1400名