【わずか18分】旅情感ゼロ!?せっかく買った駅弁を新横浜で食べ終える人の割合が判明
特急や新幹線を使った長距離移動時の楽しみのひとつとも言える駅弁。車窓を眺めながら味わう地域の食材を使った弁当は、旅情をより引き立たせることだろう。
旅番組がそうであるように、駅弁は都市部のターミナル駅を離れて田園風景や海辺を眺めながらゆっくり味わうイメージが強いだろう。だが、駅弁購入後、間を置かずにマンションが建ち並ぶ都市部で食べ終えてしまう人も存在する。
たとえば東海道新幹線。東京駅を出てわずか18分。列車が新横浜に停車する前にすべて食べ終えてしまうという人の割合をご存知だろうか。
本サイトの調査によると、8.9%の人が新幹線の弁当は旅情溢れる前に新横浜で食べ終えると回答している。
◆駅弁の醍醐味はわかっていても…
およそ10人に1人。決して多くはないとはいえ、18分間のあいだに東京駅で購入した駅弁をすべて食べ終えてしまう人がいるのはなぜだろうか。
当然ながら「出発の時点で腹が減っているので」「旅情を感じながら弁当を食べたいとは思っていないため」といった声も集まったが、それよりも目立ったのは次のような意見である。
熱海に入るあたりで食べようと計画して弁当を購入。が、けっきょく我慢できなくなって品川で開封。新横浜についた頃には最後のお茶を飲んでいる状態になる(30代・男性)
もともと吟味して一番美味そうな弁当を買っているので、食べないのに無理がある(40代・男性)
最初だけ葛藤があるが、食べ始めたら旅情とかどうでもよくなる(40代・男性)
座ってリラックスしていると、どうしても食べたくなるから(20代・女性)
衝動買いに近い(30代・女性)
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◆結局我慢ができないから!?
つまるところ、列車が出発して18分以内で食べ終えてしまう人の中には、単純に「我慢ができなかったから」という人が多いようだ。それだけ駅弁が食欲をそそるということなのかもしれない。
むろん、弁当の食べ方は人それぞれ。旅番組はそれが絵になるから田園風景が見える場所で駅弁を食べているにすぎない。自分の好きな時間に駅弁を食べるのが一番だろう。
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年9月25日~2015年9月28日
対象:全国20代~60代男女1400名