「悩む前に土を触れ!」庭いじりが若手サラリーマンの趣味に向きまくってる5つの理由

2014/10/26 12:00


しらべぇ1026庭いじり

花や野菜、果物を育てる「庭いじり」が好きな人たちを見かけたことはありませんか?若年の方にはあまり馴染みがないでしょうが、年配の方には庭いじりを趣味とする人が少なくありません。

とはいえ、それを趣味としていない方には庭いじりの楽しさがいまいち理解できないのではないでしょうか。庭いじりは自宅の庭や畑、マンションのベランダでなされることが多いため、都市部では特に目にする機会が少ないことがその理由でしょうか。

一体、庭いじりのどこが楽しいのか?土を触ることはそんなにいいものなのか?今回は、こうした素朴な疑問に答えるべく、庭いじりが好きだ答えた20~60代男女161人にその理由を伺ってみました。

取材の結果あきらかになったのは「庭いじりは若手サラリーマンに向きまくってる」ということです。

■無心になれる!

何も考えずに無になれるところが好き(50代・女性)
気分が落ち込んだ時でも庭いじりをしていると無心になれる(20代・女性)
他のことを忘れることができる(50代・男性)
癒される(50代・男性)
剪定(せんてい)作業で樹木がすっきりして気持ちが良い(60代・男性)

■土に触れるのは癒される!

土に触れると優しい気持ちになる(50代・女性)
土や植物に触れていると癒される。(40代・男性)
土を触っていると落ち着く(30代・女性)

■季節を感じられる!

植物を育てていると季節感を一層感じられ、癒される(50代女性)
日射しや風の匂いなどから、季節感を感じられるのが好き(50代・男性)
四季の変化に応じて花や樹木の手入れをすると、自分を含め周りの人も和ませることができます(60代・男性)
マンションなのでベランダに色々な花や木を植えています。狭いながらも四季折々の緑が心を潤してくれます(60代・女性)

■収穫できる!食べられる!

果物が収穫できます!(40代・男性)
収穫した作物を食べるのが楽しみ(50代・男性)
新鮮な野菜が食べられる(60代・男性)
花を育てて咲いた時がうれしい!ブルーベリーやリンゴを収穫するのも楽しい(60代・女性)

■成長の結果がちゃんと出る!

自分の頑張りで結果が変わり達成感も得られる(30代・女性)
手をかけると植物はこたえてくれる(50代男性)
気づかないうちに花が咲いているのを見るのは嬉しい(50代・女性)
手入れをすればするほどかわいく育つ(60代女性)


庭いじりは現代のビジネスパーソンに向いてる最高の趣味!

みなさんこれら5つの理由を見てあることに気づきませんでしたか?そう、庭いじりは現代のビジネスパーソンに合致した最高の趣味なのです!

SNSなどのコミュニケーションツールの発達により、現代人にとって無心になれる時間は貴重なものとなりました。庭いじりは、そうした無心になれる時間を与えてくれます。また、女性からは土を触っていると癒されるという声が目立ちました。庭いじりをすることは、エステサロンと機能的等価の関係にあるということです。悩む前に土を触れば悩みはスッとなくなるのかもしれません。さらに、しっかり手をかければ結果が出るというのは仕事と一緒ですよね。がんばった対価として作物を収穫できるというインセンティブは、私たちのモチベーションを上げさせるのに十分ではないでしょうか?

季節を感じるヒマもないほどに働きっぱなしの毎日の中で、庭いじりだけが季節を感じさせるものとしてあなたのそばに佇んでくれるのです。

このように、庭いじりは年配者の趣味だけにとどまるものではなく、日頃仕事や人間関係で忙殺される若者たちこそ、その魅力にハマりやすいのではないでしょうか。

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2014年10月17日(金)~10月21日(火)
対象:全国20代~60代 男性計750名

(文/しらべぇ編集部

若者野菜サラリーマン
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