キムタク主演ドラマにより将来や服装で影響受けた人の割合は?20代では14%!
主に若者の日常会話で頻繁に使用される言葉、「ぶっちゃけ」。感情を正直に吐露する際や何かについて歯に衣着せずに言う際、そして暴露話をする時などに使われるこの言葉ですが、いま現在日常で普通に使われているきっかけとして、SMAPの木村拓哉さんの存在があることは間違いないでしょう。
2003年に放送されたドラマ『GOOD LUCK!!』(TBS系)で主人公の副操縦士・新海元を演じた木村さんが劇中でたびたび発したセリフが、この「ぶっちゃけ」です。放送から10年以上の期間を経て、当時は鮮烈な印象を残したこの言葉がすっかり日常語になったというわけですね。そしてこのドラマは、飛行機の操縦士を目指す若者を増やしたとも言われています。
このように、木村さん主演のドラマ、そしてドラマで演じる役は、長年に渡って世間に大きな影響を与えてきました。そこで今回は、20代~60代の男性750名を対象に、「木村拓哉主演のドラマを観て、木村拓哉の服装を真似たり、役柄の仕事を目指そうとしたことがある」という項目のアンケートを実施しました。早速、全体の数字と年代別の数字を見てみましょう。
「木村拓哉主演のドラマを観て、木村拓哉の服装を真似たり、役柄の仕事を目指そうとしたことがある人の割合」
全体:8.5%
20代男性:14.0%
30代男性:10.7%
40代男性:7.3%
50代男性:6.0%
60代男性:4.7%
このように、全体では1割以下ですが、20代・30代では10%を超える数字が出ています。数字としては少数ですが、世代によっては10人に1人以上が何かしらの影響を受けていると考えると、やはり木村さんの影響力の凄さを感じずにはいられません。
そして、50代・60代にも影響を受けた人は存在しています。木村さんが現在41歳で、主役級でドラマに出演するようになったのは20年ほど前から。この世代の方々は、主に服装などで影響を受けたことがうかがえますね。
では、20代・30代の人から寄せられた具体的な“影響エピソード”も紹介しましょう。
「中学生の時に『HERO』をみて、検事になりたいと本気で思いました。いまは全然違う仕事をしてるけど、大学で法学部に入ったのはその影響がどこかに残ってたからかな」(20代)
「『眠れる森』のキムタクがかっこよくて、髪を伸ばしました。ただのロン毛のいきがってるヤツになっちゃった(笑)」(30代)
「ロンバケでキムタクが着てたTシャツを買った。友達みんな結構買ってて、被った時は街を歩くのが恥ずかしかった」(30代)
「『プライド』の影響で、高校ではアイスホッケー部に入りました。1年で辞めたけどw」(20代)
このように、外見から部活まで、様々なかたちで影響が及んだようです。ちなみに、筆者(29歳)も『HERO』の木村さんの影響を受けたひとり…。当時高校生だった筆者は、正月のお年玉を使い、同作で木村さんが着ていたブラウンのダウンジャケットに“似ている”ものを買いました。
あらゆる人から「え、それキムタク意識してんの?」と聞かれましたが、なんだか恥ずかしくて、「いや、なんか親が勝手に買ってきたんだよね。寒いから着てるだけ」とうそぶいていたことが昨日のように思い出されます。意識してるのに、とぼける…。もうダサすぎて、タイムマシーンに乗って当時の自分の頭を叩きたくなりますね…。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年10月17日(金)~10月21日(火)
対象:全国20代~60代の男性750名
(文/しらべぇ編集部)