映画『ちはやふる』公開前に百人一首かるたがやりたくなったら…
画像は映画『ちはやふる』公式サイトのスクリーンショット
高校の「競技かるた部」を題材にした人気マンガ『ちはやふる』。小中学生を対象にしたかるた大会「ちはやふる杯」が3600名もの参加者を集めたり、来春には広瀬すず主演で映画も公開されるなど、今確実にかるたが熱い。
学校の授業や家族でお正月に…など、百人一首かるたに触れたことがある人は少なくないだろう。しかし、大人になっていざやりたいと思っても、どこでできるのかがわかりにくいのだ。
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■「競技かるた会」は敷居が高いけれど…
『ちはやふる』にも登場するが、真剣にかるたに向き合って技を磨き合う「かるた会」が全国に存在する。しかし、マンガの影響もあってか、「百首ぜんぶ覚えていないと参加不可」などなかなかハードルが高い。
そんな中、初心者から上級者まで「かるたを楽しんで仲良くなる」ことを目的にした活動もある。東京・豊島区にあるお寺、金剛院の一角で行なわれている「かるたcafe」もそのひとつだ。
『ちはやふる』に激ハマりした記者は、とりあえず40首ほどの歌を覚えて参加してみることにした。
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■20名ほどの参加者には初めての人も多数
参加者は、さまざまな年代で男女も半々くらい。競技かるた会に所属している人や高校時代かるた部だった人もいるが、「まったく初めて」という参加者もちらほら。
記者のように「『ちはやふる』を読んで…」というミーハー系もいて、心強い。かるたcafeでは、バラバラに置かれた札を複数名で取る「散らし取り」、競技形式に近い個人戦、チーム戦の3試合が行なわれる。
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■みんなでやる「散らし取り」はとっつきやすい
このスタイルはお正月に家族や親戚が集まったときなど、やったことがある人も多いはず。いくつか狙いを定めておけば、ある程度取れるはずなのだが…
40枚を4人でやって5枚しか取れなかった。
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■かるたは記憶力とスピードのスポーツ!
2名が向き合って対戦するスタイルは、競技かるたの形式に近い(ややとっつきやすいルールにしてある)。それぞれの前に25枚ずつを並べ、自分の陣地にある札を「先に0枚にしたほう」の勝ちだ。
上手い人になると「む(らさめの…)」「せ(をはやみ)…」といった1音で、さっと札を取っていく。相手の陣地まで手を伸ばす筋力や瞬発力も必要。
かるたが「スポーツ」であることは、1回やってみて次の日の筋肉痛を体験すれば、実感できるはず。
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■おやつも百人一首つながり
対戦の合間には、百人一首が書かれたお煎餅をつまみながら。楽しく歌を覚えられる。
■お寺の隣にあるカフェの2階が会場
かるたの後は、1階のカフェで交流のひとときも。遠くは岐阜県からの参加者もいるこちらのイベントは毎月1回開かれている。興味と自信がある人は、ぜひ調べてみてほしい。