経験者が語る「歯の矯正」の辛さあるある 痛みだけじゃなく…
歯の矯正をしたいけれど、なかなか始められない……という声をよく耳にします。実際にしている人の話を聞くと、なんだか辛そうな話が多く、悩んでしまいますよね。
アメリカの人気ドラマ『アグリー・ベティ』の主人公ベティも、歯の矯正に悩まされる女子のひとり。にっこり笑った口元に見える矯正器具をバカにされるなど、美しい歯並びを手に入れるための苦労が絶えません。
そんな歯の矯正について、12人の矯正経験者にその苦労を語ってもらいました。矯正経験者なら誰しもが強く頷いてしまうような意見ばかりです。
◆定番な悩みだけど…
「矯正を締めなおす時が痛すぎて…丸一日食事できないこともありました」(25歳、Mさん)
「普通に過ごしているだけで唇の裏側がこすれて痛い。というか、違和感がしばらくあった」(21歳、Sさん)
やはり、矯正によって生じる“痛み”は、いちばんの悩みのようです。「最初は痛みで眠れなかった」という声も多く聞かれました。また、矯正器具が擦れて違和感や痛みを得るなど、とにかく痛みと戦う毎日のようです。
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◆とにかく見た目が…
「笑うとどうしても矯正が見えるじゃないですか。そのかわいくなさと言ったら…」(24歳、Kさん)
「矯正をしていたのが中高生の頃だったので、とにかく見た目的に嫌でした」(25歳、Mさん)
矯正器具がかわいくない、ダサいという意見も多く出ました。口元はどうしても目がいきやすいので、気になって仕方ないようです。「写真を撮るとき、笑うのが嫌だった」という声も。
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◆ごはんのたびに困るのが…
「食べたら絶対に、器具のあいだに食べ物がつまるんですよ。それが嫌で、食後はすぐにトイレにいってチェックしてました」(24歳、Mさん)
「デート中に器具のあいだにごはんが挟まってて…。終わってから気付いて死にたくなりました」(21歳、Sさん)
矯正器具は、非常に食べ物がつまりやすくなっています。よって、毎食後は忘れずに歯を磨くか鏡でチェックしないと、恐ろしいことになるとのこと…。いつも何か挟まっていないか心配で、口を開けるのも嫌だったという声も聞かれました。
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◆手入れがめんどう!
「普通の歯ブラシだと届かないんですよ、歯のあいだに。なので、専用歯ブラシとかを使うんですけど、めっちゃ面倒くさいです」(25歳、Sさん)
「ちゃんと磨こうと思ったら、矯正してない時の倍はかかる。おかげで虫歯ができちゃいました」(24歳、Nさん)
矯正器具は複雑な形のため、器具と歯のあいだがとても磨きにくいようです。そのため、普通の歯ブラシよりも小さい専用の歯ブラシを使って一箇所ずつ磨いていきます。その面倒くささに不満をおぼえる人も多数でした。
たくさんの不満や苦労はありますが、みなさんやはり、矯正が終わった現在は「やってよかった!」と思っているとのことです。
一時の苦労はありますが、歯は一生ものと考えると我慢する価値は大いにありそうですね。
(文/しらべぇ編集部・永久眞規)