家賃が高いのに災害に弱すぎ!いざというときにヤバいコスパ悪い街ワースト3(東京編)
タワーマンションや高級住宅街、セレブを夢見る人ならきっと誰しも憧れる、一生に一度は住んでみたい場所だ。
だが、頑張って働いて高いお金を出し住んだ場所が、地震に弱かったり、火災で引火しやすかったり、救助が難しかったりと災害に弱い街だったら…。
そんな目も当てられない状況を回避するためにぜひ見ておきたいのが、東京都が公表している「地域危険度一覧表」というもの。
これを見ればそこがどれほど災害に強いのかを確認できるのだが、今回はそのなかでも「家賃が高いのに災害には弱い」コスパの悪い街ワースト3をお伝えしよう。
1位:若葉3丁目(新宿区)
信濃町と四ツ谷駅の中間にある若葉三丁目は、交通の便は良いものの谷底低地となっているため地盤が弱く、建物の倒壊危険度は最悪のレベル5、火災危険度も5になっている。
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2位:赤城下町(新宿区)
こちらも1位と同じく人気の新宿区・神楽坂駅付近だが、古い建物も多く救助が困難な場所とされており、建物の倒壊危険度も火災危険度も最高のレベル5である。
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3位:駒込6丁目(豊島区)
駒込6丁目は1位の若葉町3丁目と同じく、地盤の弱い谷底低地。家賃も新宿区と比べ安く、山手線の駒込駅からほど近い小学校もある閑静な住宅街だが、古い建物が多く地盤が弱いため、倒壊危険度・火災危険度ともにレベル5。
以上である。上記のどの土地も災害が起きない限りは非常に住みやすく、便利な場所ではあるがどこも災害時の救助活動が困難な場所になっている。
なお、逆に災害に強い場所は文京区や千代田区が多くを占めていた。もちろん豊島区や新宿区でも安全な場所はたくさんあるため、心配な人は事前に 地域危険度一覧表をチェックし、住む場所を決めたほうがいいだろう。
(文/しらべぇ編集部・雨間ゆうすけ)