「こたつで寝てた知人が亡くなった」死の危険をTwitterで呼びかけ
寒い冬の季節。「こたつから出られない!」という人も、そろそろ増えつつあるかもしれない。しかし、ぬくぬくとした気持ちよさから、ついそのまま朝を迎えてしまう、というのは非常に危険である。
16日にあるTwitterユーザーが、こたつで寝た知人が心筋梗塞で亡くなったとツイートし、反響を呼んだのだ。
私の会社の40代の方がこたつで寝てて心筋梗塞で亡くなられました。こたつで寝ると下半身のみ汗をかき血液が濃くなり血栓ができ易く、脳梗塞や心筋梗塞で亡くなる方が多いそうです。(←私も初めて知りました)自分の大切な人がこたつで寝てたらお布団で寝るように言ってあげて下さい!!!
— 伊賀 裕 (@giroro555) December 16, 2015
身近なこたつに死の危険があるとは、他人ごとではない。
■こたつで寝るのが好きな人は4割も
しらべぇでは、アンケートサイト「マインドソナー」を使って、全国の10代〜50代の男女319名を対象に「こたつで寝るのが好き?」と尋ねてみると、4割の人が好きだと回答。
だが、好きではあるものの、起きた後に不快感を感じている人もいるようだ。
・「こたつで寝たときにしか味わえない幸福感もあるけど、長時間寝ると疲れが倍増していることがある」(20代女性)
・「うとうとしているときは気持ちいいが、ガッツリ寝ると全身が痛いしカラダが冷えているときも」(30代男性)
このちょっとしたカラダの違和感が、恐ろしい病気を引き起こすこともあるのかもしれない。
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■脳梗塞や心筋梗塞になる原因は「脱水」
上記のTwitterユーザーが呼びかけているように、こたつで寝ると最悪の場合、脳梗塞や心筋梗塞になることもある。それは、汗をたくさんかいても水分補給をしないでおくことによる「脱水」が原因のようだ。
血液中の水分が不足して血液がドロドロに→血栓ができる→脳や心臓、肺の血管が詰まる→脳梗塞、心筋梗塞、肺塞栓症に(死に至ることも)
また、最悪のケースに至らずとも、脱水になると以下のような症状が起こるというので注意したい。
・カラダが疲労状態になる
・喉や鼻の粘膜が乾燥して、空気中のウイルスに感染しやすくなる
こたつで寝て疲れを感じる人は、もしかしたら脱水を起こしていた可能性も考えられるだろう。
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■女性の大敵「便秘」になることも…
また、この脱水により引き起こされるのが「便秘」。こたつの熱さで、大腸の水分までなくなってしまうようだ。とくに女性は便秘で悩む人が多いので、気をつけたい。
このほかにも、こたつで寝ると睡眠のリズムが狂い不眠症になってしまうなど、さまざまな面でも支障が出るとも。こたつ独特の気持ちよさに負けず、寝るときはしっかりと布団で寝るように心がけよう。
(文/しらべぇ編集部・chan-rie)