7割の人が石川さゆりの出身地を「青森県」だと勘違いしている
最近はルパン三世のエンディング曲も歌う、ベテラン演歌歌手といえば「石川さゆり」さんである。石川さんの名曲は多数あるが、そのなかでももっとも有名なのが「津軽海峡・冬景色」だろう。
失恋した女性が青森県から北海道に向かう青函連絡船に乗る冬の情景を描いた名曲だが、あまりにそのイメージが強すぎるため、石川さんが青森県出身だと勘違いしている人が多いようだ。
■石川さんが青森県出身と誤解している人は7割に迫る
アンケートサイト「マインドソナー」による調査では、調査対象320人のうち211人、7割弱が石川さんが青森県出身だと勘違いしていたという結果が出た。
石川さんが歌った地名の入っている曲で有名なものに「天城越え」や「大阪つばめ」などがあるが、それよりもはるかに津軽海峡・冬景色のイメージが強いということだろうか。
関連記事:とろけるウニをたっぷり食べるなら今!築地と青森のオススメ絶品うに丼
■石川さんは熊本出身
ちなみに石川さんの出身地は、なんと熊本県飽託郡飽田村(現・熊本市南区)。あまり想像できないが、じつは九州出身の女性なのである。
それにしても熊本の女性という印象がまったく無いため、記者の知人に話しても「ウッソだろお前!」と笑われてしまった。本当なのに…。
関連記事:りんご1位は青森、米は新潟、では2位は?興味深すぎる生産量2位の世界を紹介
■青森県民はだいたい知っている
なお、青森県出身の女性の話では「石川さゆりが青森県出身じゃないことは青森県民は大体知ってる。もしそうなら吉幾三ミュージアムじゃなくて石川さゆりミュージアムができてるはず」ということだ。
津軽半島の最北端・竜飛岬の記念碑のボタンを押すと津軽海峡・冬景色が流れることは有名な話だが、石川さんが青森県出身でないことは覚えておくと良いかもしれないぞ。
(取材・文/しらべぇ編集部・雨間ゆうすけ)