【愛情?そんなの皆無です】キャバ嬢のバレンタイン戦略があざとい
もうすぐバレンタイン。女性が男性にチョコを贈るという習慣があるのは日本だけだ。欧米では恋人や家族が互いにお菓子や花をプレゼントする日。
日本国民が製菓会社の策略に踊らされているのだが、経済効果もあるし、この日を機に男性に告白する女性もいるのでそれなりに重要なイベント日だろう。
そう、営業職のキャバ嬢もこの日は客のかきいれ時。この日のためにいろいろ準備をして営業をかけるのだ。
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■営業メールがもうあざとい
「バレンタインの2週間くらい前から「〇〇さんは甘いお菓子好きですか?〇〇さんの為にお菓子作ろうかなと考えてて♪」とバレンタインはお店来いよーと暗喩含めたLINEを送る」(20代・Yさん)
バレンタインにノルマが課せられるキャバクラも存在する。そのためキャバ嬢たちの営業も本気。他の客と差別化してますよ! アピールで客を店に招く努力をバレンタインの何週間も前からしているのだ。
きっとこのような連絡を貰ったことのある男性陣もいるだろう。だがどの客にもこのような連絡をしているので「俺だけ特別!?」と変に期待しないほうがいい。
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■チョコ爆買い&客の格付け
「お店によく来てくれる人には高級チョコ。たいしてお店に来ない人には1個数百円の安いチョコ」(20代・Sさん)
「デパ地下でチョコを爆買い。お客さんのランクによってチョコを仕分ける」(30代・Tさん)
バレンタインの1週間くらい前にデパ地下に行き、チョコやお菓子を爆買いするキャバ嬢はよく見られる。さまざまなお菓子を大量に仕入れ、客のランクで渡すモノを決めるのだ。
なのであなたはキャバ嬢に500円くらいのチョコを貰ったとしても、3,000円のチョコを貰っている客もいるし、さらに高級ブランドのネクタイを貰っている客もいる。
残酷にもこの日、客としての自分の位置がわかるといっても過言ではない。
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■「〇〇さんのために手作りしたの」と息をするように嘘をつく
「毎年、成城石井のクッキーを可愛い袋に詰め替え「〇〇さんのために作ったの~」と嘘を言って渡す。みんなこぞって「〇〇ちゃんの作ったクッキーめっちゃうまい!」と絶賛するが…だって中身はアノ成城石井だよ? 美味しいに決まってる」(30代・Rさん)
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■ホワイトデーの見返り
「市販の菓子を「〇〇さんのために作った」と偽って渡したらホワイトデーにスワロフスキーのネックレスをいただいた」(20代・Aさん)
客からのお返しを楽しみにしているキャバ嬢は多い。キャバ嬢に惚れている客は見栄もあるのかバレンタインで頂いた物の3~5倍の物を、中には100万円近い品物をお返しにとプレゼントする人もいる。
だが、まれに無礼にもバレンタインに貰っとくだけ貰っといてホワイトデーに何もお返しをしない客もいる。そのような客は翌年のバレンタインから格下げで数百円のチョコになっているので悪しからず。
男性陣のところにそろそろキャバ嬢からバレンタインの営業メールが届くと思うので、お気に入りのキャバ嬢のところへチョコを受け取りに行ってほしい。
(取材・文/しらべぇ編集部・美佳)