【忘年会でご注意】家族以外は誰でも「直箸」を許せないという人はどれくらい?

2014/11/12 20:00


sirabee1112jikabashi

気づけば、忘年会シーズンを間近に控えつつある。年の暮れ、「無礼講」の雰囲気で飲むとしても、そこは「親しき中にも礼儀あり」。ちょっとした「無礼講」のつもりが「無礼者」扱いされては本末転倒だ。では、お酒の席で不快に感じることにはどんな例があるだろうか? 今回は「直箸(じかばし)」について考えてみよう。

直箸とは、取り箸を使わずに料理を自分の箸で皿に取ったり、取り分けたりすること。誰かが「直箸でいいよね」と言ってくれると、各々が食べたいものを食べたい時に、食べたい量だけ取ることの許可が下りたということ。しかし、このような確認が行われるということはつまり、それを快く思わない人も一定数いるということでもある。

そこで今回、しらべぇ編集部では、アンケートサイト「マインドソナー」を使い、454人を対象に次のようなアンケートを実施した。結果とあわせてご覧いただきたい。

「家族以外は誰であっても『直箸』は許せないと思う」

しらべぇ直箸

・許せる:78.0%
・許せない:22.0%

このように22.0%の人が「家族以外の直箸」は許せないとしている。この数字を多いと思うか少ないと思うか、それは個々の判断によるところだが、捉え方によっては、「気をつけなければならない数値」と考えることは可能な数値だ。もし忘年会の人数が15人なら、うち2~3人は直箸を強く拒んでいることになる。しかし、「無礼講」の雰囲気を崩さぬため、その思いは胸に秘めるという人がほとんどだろう。

多数派の論理で少数派を黙らせない…と言ったら少し大げさすぎるかもしれないが、もし参加者みんなで囲む宴会メニューに手を付けないような人がいたら、「直箸はイヤなのかな…」と気を配ってみて損はないだろう。「無礼者」にならぬよう「無礼講」を楽しむことが、年の良い締めくくりとなるかもしれない。

(文/しらべぇ編集部・武広しんじ

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