【棚ぼた】SMAP解散で脚光!「スーパー玉出」はこんな店
四半世紀にわたり芸能界の第一線で活躍してきたアイドルグループ・SMAPの解散報道に沸いた日本国内。その第一報を知らせたスポーツ紙の紙面で思わぬ脚光を浴びたスーパーマーケットが大阪にある。
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■よくぞそこに広告が…
https://twitter.com/n_____46/status/686957760664084481
https://twitter.com/168osanm/status/686968832561287168/photo/1
一面で、ジャニーズの歴代主要アイドルとともに踊る「玉出」の文字。これは、大阪の下町で見かけるど派手な黄色い看板の主「スーパー玉出」の広告である。
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■知ってる?「スーパー玉出」
アンケートサイト「マインドソナー」による調査では、「『スーパー玉出』を知っている」という人の割合は32.0%。全国的な知名度はそれほど高くなさそうだが、いったいどんな存在なのであろうか。
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■パチンコ屋ではない
黄と赤が基調の電飾を多用。屋根に打ち上げ花火状の電飾を乗せている店舗まである。ど派手な外観から「パチンコ屋」と見間違えそうになるが、れっきとしたスーパーマーケットである。
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■激安「1円セール」で名をはせる
ただ看板が派手なだけでは、関西人の心をつかむことはできない。スーパー玉出は目玉セールの「1円セール」を推しまくることで、「激安」を訴求してきた。
ちなみに同セールでは、店内で1000円以上の買い物をした客だけが、1円セール商品を1つ購入することができる仕組み。1円玉ひとつで買い物ができるわけではないので、念のため。
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■「真骨頂」は本拠地・西成に
区内に本店など8店舗を展開する本拠地・西成区では、店が区民の冷蔵庫として機能していることがうかがえる。しょうゆ味のかつおぶしをまぶしただけの「おかかごはん」は98円だ。
こうした食料が、大阪でも下町中の下町とされる同区に居を構える人々が命をつなぐ糧になっているのかもしれない。
■480万円は安い買い物?
まさかのSMAP解散による「棚ぼた」で、一躍、知名度を上げた感がある同スーパー。くだんの広告スペース掲載料は、大阪版の月決め定価が480万円前後だ。
これだけ目立ってしまえば、安い買い物だったかもしれない。継続的な広告掲載が功を奏した好例といえそうだ。
(文/しらべぇ編集部・上泉純)