ご長寿ラジオ『大沢悠里のゆうゆうワイド』が終了!後任は…
18日、TBSラジオで30年間放送されていた番組『大沢悠里のゆうゆうワイド』が4月8日をもって終了すると発表され、驚きの声が挙がった。
今朝、雪で一向に進まない山手線の中ゆうゆうワイドを聴いていた。悠里さんが急に重大発表した。ワイドFM化で聞く機会も増えたのに残念ですが、説明を聞いて納得です。 月金で4時間半ってやっぱり体力的にもきついよねえ。
— MOTZ (@sss_motz) January 18, 2016
『大沢悠里のゆうゆうワイド』は平日朝8時半から13時までの生放送で、「お色気大賞」や「毒蝮三太夫のミュージックプレゼント」、「小沢昭一的こころ」など多種多彩なコーナーで人気が高く、聴取率も常に上位にランクイン。
中高年や外回りの営業マンがゆっくりと楽しめる番組として関東圏で高い知名度を誇る。
数字的を見るかぎり終了する理由は何もない同番組だが、大沢悠里が高齢となり、4時間半の生放送が体力的に難しくなったことから、降板を自ら申し出たそうだ。そして、後任には深夜ラジオで活躍する伊集院光が指名されたという。
画像をもっと見る
■テレビよりラジオどちらを長く聴く?
人気番組の終焉で、昨今叫ばれている「ラジオ離れ」が進んでしまうのではないだろうか。しらべぇ編集部では「テレビとラジオ、どちらを長く聴くのか」を聞いてみた。
結果12.2%が「ラジオのほうが長い」と回答。さらに世代別に見てみると
20代、60代がテレビより長く聴いている事が判明。ラジオの需要は少ないながらも根強く残っていることがわかった。
ちなみに、『ゆうゆうワイド』は50,60代に絶大な人気を持つ。『ゆうゆうワイド』の終了で、「長く聴く」人が減る可能性も否定できない。
関連記事:テレビ観るよりラジオ聴いてる時間が長い日本人は12.2% ―いまやスマホで聴く時代に
■リスナーはどう感じているのか?
30年続いた看板番組の終了に、リスナーはどのように感じているのか。話を聞いてみた。
番組の終了は残念だが、年齢と30周年という区切りを考えれば後継者にバトンタッチする良いタイミングだったのかもしれない。番組は4月8日に最終回を迎える。
(文/しらべえ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年10月23日~2015年10月26日
対象:全国20代~60代の男女1381名