【仕事の邪魔するな】会社の電話を取らない若手社員が急増中?
会社にかかってくる電話は重要だが、仕事の手を止められることからうざったく思う人が多いだろう。
集中しているときに電話が鳴り、仕方なく取るとどうでもいい話…。「せめてメールにしてくれ!」なんて愚痴を心の中で言いながら、途切れた集中力を取り戻すために悪戦苦闘する。そんな電話でも、誰かが取らなければならないのだ。
しかし中には、仕事の邪魔だからといって電話が鳴っているのに出ない人もいるらしい。
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■男性のほうが電話を取らない?
しらべぇ編集部では、全国20代〜60代の会社員の男女608人に「会社の電話は仕事の邪魔になるので取らない?」と尋ねてみた。すると、約2割の人が「仕事の邪魔だから電話を取らない」と回答。
また男女別では、若干ながら男性のほうが電話を取らない人が多い結果に。
これは、事務職に就く割合が女性に多いのが一因とも考えられる。しかし、もし会社で同等の立場であるにもかかわらず、女性のほうが電話に多く出ている場合には、男性も配慮したほうがよさそうだ。
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■「上司が電話に出て部下は放置」の職場も
また年代別では、若い年代ほど会社の電話に出ない傾向にあると判明。
若い世代では電話ではなく、メールで連絡をしてきて欲しいと考える人も多い。「電話を取るのは若手の仕事」と言われていた時代は、遠い話になってしまったのかもしれない。
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■公務員は公平に電話を取っている
最後に、職業別でみると公務員が電話をきちんと取る傾向にあるとわかった。たしかに、役所などではひっきりなしに電話対応をしているイメージがあり、「誰かに対応を任せる」などの選択技はないのかも。
人間の脳は、複数のことを同時にするのに向いていないと言われている。電話はひとつの仕事に集中をしようとしているときに、集中力を切らす厄介なものでもある。
しかし、電話に出るのも仕事のひとつ。特定の人だけの負担にならないよう、会社で電話を取るルールを決めるなどしないと、毎回電話に出ている社員の不満が募るばかりではないだろうか?
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年12月22日~2015年12月24日
対象:全国20代~60代の働く男女608名