人生に影響を受けたほどの教師に出会ったことがある人は22.5%!教師のおかげで就職も
子供の頃、親の次くらいに身近にいた大人と言えば「教師」。振り返ってみると、勉強からスポーツ、音楽から道徳まで、ありとあらゆることを教えてくれた存在でした。「教師」という字は「教えるに師」と書きます。師ともなれば、自分の人生に影響を与えるほどの出会いもあったのではないかと思いアンケートをとってみました。
アンケートは20代〜60代男女1500名に「人生に影響を受けたほどの、素晴らしい教師に出会ったことがある」という内容でとっています。
気になる結果がコチラです。
【人生に影響を受けたほどの、素晴らしい教師に出会ったことがある】
はい:22.5%
いいえ:77.5%
22.5%の方が「人生に影響を受けたほどの先生に出会ったことがある」という結果となりました。1500名中、337名が人生に影響を受けたと思えばかなり多い割合ではないでしょうか。今回はアンケートと一緒に、どんな影響を受けたのかのエピソードも聞いたのでご紹介します。
・高校のとき不登校だったが、親身に声を掛け続けてくれた担任教師のおかげで、無事に高校を卒業する事ができたから。(20代男性)
・高校の恩師に出会っていたから、野球の楽しさや自分のプレイスタイルを見出すことが出来た。(20代男性)
・私の英語教師人生を決めるのに、中学で勉強し始めた英語を教えてくれた米国帰りの女性教師の印象と影響は大きかった。その教師のようになりたいと憧れ、地道な努力をし、現在の高等教育機関での英語教員となった。(20代女性)
・自分が入院したとき、菓子折りを持って見舞いにきてくれたり、家が貧乏で食べるものにも困っていた頃、お弁当を作ってもってきてくれた。(30代女性)
・小6の時放送委員だった私が運動会のアナウンスをしていたら「おまえはアナウンサーが向いてるかもな」と言ってくれた。その言葉で将来の夢が決まり、若い頃フリーアナウンサーをしていました。(40代女性)
学校を卒業できた、就職できたなどから、将来の指針になったもの、親身になってくれたなど、様々なエピソードが寄せられました。また、「今でも親交がある」、「年賀状のやりとりをしている」などが多かったのも印象的でした。
子供の頃には、ずいぶん大人に思えた教師。担任だった教師の年齢を思い出してみると、今の筆者(31歳)より年下も多いです。人生経験も決して豊富でない年齢で、毎日平然と授業をして、どんな質問にも答え、子供の未来も背負っている…。改めて教師という職業は大変なことをやっていることが知れました。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年10月17日(金)~10月21日(火)
対象:全国20代~60代 男女計1500名
(文/しらべぇ編集部・砂流恵介)