非喫煙者が怒り!「もっともタチの悪い喫煙者の言動」とは
世の中には、タバコに関する問題を非常に深刻に考える非喫煙者もいる。たとえば知人とレストランや居酒屋で食事をするとき、相手が喫煙者だったら「この人の副流煙を吸わないといけないのか」と憂鬱になることも。
そうした場面で、喫煙者が「タバコ吸っていい?」と尋ねてきたら「吸わないでください」とキッパリ答えられる人はどれほどいるのだろう?
■喫煙者のタバコ許可を断れるのは3割
しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1340名を対象に調査を行ったところ、全体では3割程度の人が「断れる」と回答。中には、タバコの煙をそれほど気にしない人もいると思われ、このぐらいの数値なのだろう。
また喫煙者の人に取材をしたところ、こうした話を聞くこともできた。
「喫煙者みんながタバコに寛容だと思ったら違いますよ。自分で吸うのはいいですが、他人の煙を吸うのは断固拒否ですね。
なので、食事の席ではお互いその場で吸わないようにお願いします。『吸いたければ外に行って!』とね。喫煙ルームなんて絶対入りませんよ。何人もの副流煙を吸うことになるんですから」(30代男性)
喫煙者の中には、他人の煙を許せない人もいるらしい。一方、喫煙者の態度次第ではタバコを吸うのを許せるという人も。
「タバコを吸うことに関して申し訳なさそうにしている人を見ると、『喫煙席でもいいかな』と思います。『煙がそっちにいかないようにするね』と配慮してくれる人なら、たとえ喫煙席でもこちらも嫌な気持ちはしません」(20代女性)
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■非喫煙者が宣言「断らないで吸うヤツには教育」
非喫煙者に取材をしたところ、もっとも頭にくるのは「何も言わずにタバコを吸いはじめる人」だという。
「『タバコ吸っていい?』との一言もなしに、普通に吸いはじめる人は許せません。そうした人と2回目以降に食事に行く際は、入店時点で『禁煙席にしてください』と店員に言って先手を打ちます。
それか、あらかじめ禁煙の店をこちらで指定して、相手に有無を言わせないようにする。年上のおっさんにも教育してやりますよ」(20代男性)
実際、副流煙は主流煙(喫煙者の口を通して吸い込まれる煙)よりも有害な成分が含まれているとも言われている。発がん性物質も副流煙に多いとも…。
「タバコ吸っていい?」と他人に断りを入れる一言は、喫煙者のマナーであると言えそうだ。
(取材・文/しらべぇ編集部・chan-rie)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年1月22日~2016年1月25日
対象:全国20代~60代の男女1340名