【あんなにウマいのに】運動後のビールNG!?今夜使える飲み会豆知識【後編】
前回、“実はお酒と食べ合わせの悪い食品”や“酔いが回りやすい飲み方”などを紹介しましたが、後編ではついついお酒を飲みたくなるシチュエーションを取り上げて“注意したいお酒の飲み方”をご紹介します。
運動後のお酒は酔いやすい!それでも飲みたいときは…
ここ数年、ビジネスパーソンの間でジムやランニングがブームになっています。適度に体を動かし、すっきり汗をかいた後には…一杯飲みたくなる方も少なくないのではないでしょうか。
しかし、運動後のアルコールは「早く」「深く」酔いがまわるので要注意です。汗をかいて体内の水分が減っているので、ふだん飲んでいる量のお酒でも、アルコール濃度が高くなり、急激に酔いがまわったり二日酔いになりやすいのです。
とはいえ、運動後には喉が渇望感を持つもの。そんなときには最近流行のアルコール度数が低いビールがオススメです。通常のビールよりも悪酔いしたり二日酔いになりにくいので、安心して飲めます。
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飲んだ後にサッパリ!飲酒後のお風呂はやっぱりNG!
お酒を飲んだ後に、「体内のアルコールを汗と一緒に出してしまおう!」とサウナやお風呂に入ったことはありませんか?筆者もお酒の後のお風呂が大好きで、よくやっていました。汗をかいてスッキリしますし、なんだか酔いも冷めた気がするからです。
しかし、飲酒後のサウナやお風呂は、二日酔いを助長するので要注意です。運動と同じく、汗をかくことで体内の水分量が少なくなるため、急激に酔いがまわったり二日酔いになりやすくなるのです。飲酒後のお風呂は酔い覚ましになる印象を抱きがちですが、逆効果だったんですね…。
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飲んだ後は水分を求めがちだけど…アレは飲んではいけません
ここまで読めばお気づきかと思いますが、お酒を飲むときは“体内の水分を減らさないようにする=水分をしっかり摂る”ことがとても重要です。
たとえば、風邪をひいて熱が出たときに、水分を摂るためにスポーツドリンクを飲む方も多いのではないでしょうか。スポーツドリンクは、水分だけでなく体に必要な栄養素も入っています。そのため、お酒の後に飲むのがピッタリなのでは?と思う方もいるかもしれません。しかし、これは大間違い!
スポーツドリンクは体に早く吸収されるように作られているので、胃にアルコールが残った状態で飲むと、酔いを促進し、二日酔いになりやすくなります。おいしくて機能的なスポーツドリンクも、お酒の後に飲むと逆効果になるのです。飲んだ後は必ず水を飲むようにしましょう。
忘年会目前、お酒がおいしい季節がやってきました。本記事を参考にして、楽しい忘年会シーズンをお過ごしください!
(文/しらべぇ編集部・河津愛美)
※写真は筆者撮影