今話題の『おふろカフェ』をシェアオフィスとして利用してみた
おふろカフェが、大変な話題を呼んでいる。過去にしらべぇでも複数回に渡り、おふろカフェについての記事を配信してきた。
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今回、記者が訪れたのは静岡市の『おふろカフェ bijinyu(美肌湯)』。だが、この施設をごく普通に利用したというのでは面白味がない。
ところで話は飛ぶが、最近静岡市にも『シェアオフィス』というものが次々に現れている。1回の利用で1000円ほど、月の利用では約2万円ほどが静岡市の相場だ。ビジネスマンの間で大変な人気を集めているが、現状はどこのシェアオフィスも満席状態だ。
だからいっそ、おふろカフェをシェアオフィスとして利用してしまおうではないか。
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■長居も大歓迎
静岡市のおふろカフェは、平日なら840円で入館できる。この料金は1時間だけの利用だろうと、午前6時から午後11までの終日利用だろうと、決して変わることはない。
早い話が、早朝から深夜近くまでここで過ごすことができるのだ。しかもこの施設の浴槽の湯は、公共事業により掘削された天然温泉である。一般的なスーパー銭湯とは、この辺りで大きな差をつけている。
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■モバイル持ち込みも大歓迎
そしてbijinyuはWiFiが完備され、さらにフリースペースのところどころに充電用コンセントが設置されている。これらはすべて無料だ。充電器さえ持ってくれば、あとは電源つなぎっぱなしのネット三昧天国が待っている。
取材班はこの施設のWi-Fiの速度を、MFR回線速度チェッカーで測定した。同じ場所で5回測定し、下りが平均46.74Mbps、上りが平均28.22Mbpsと出た。速度としては標準的だが、パソコンの作業でも問題のないレベルと言える。
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■ビジネスマンも大歓迎
bijinyuでは、水とホットコーヒーがやはり無料で提供されている。自動販売機も各種揃っているので、飲食にはまず困らない。
ここは入浴施設なのでプリンターはないが、シェアオフィスとして利用するには充分な機能を持っているのではないか。WiFiとコンセントが使い放題なのが何より大きいし、仕事に疲れたらいつでも温泉に浸かることができる。
もはやシェアオフィスを凌駕していると言っても過言ではない。仕事と湯治を同時に行える、まさに夢の施設だ。
【おふろカフェ bijinyu】
住所 静岡県静岡市葵区葵区籠上15-15
営業時間 朝6時~夜23時(最終入館22時30分・第3火曜日定休)
(取材・文/しらべぇ編集部・澤田真一)