春の大型連休、計画どうよ?それどころではない職業も
もう2カ月もすれば、ゴールデンウィークだ。
今年は、5月2日と6日の平日を休むことで10連休できるという人も多そう。まとまった休暇が取れる数少ないチャンスだが、行楽計画を立てている人はどれくらいいるのだろうか。
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■計画済みは1割未満
しらべぇ編集部の調査によると、「ゴールデンウィークの行楽計画をすでに立てている」という人の割合は6.0%。一般的には「まだまだ先」といった感覚だろうか。
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■早いのは高所得者層
所得別で「1000万円以上」に着目すると、「計画を立てている」という人の割合は18.8%。
「自分裁量で動ける経営者」なのか「超絶ホワイト優良企業勤務」なのか、はたまた不労所得があるのか。気になるところである。
意識別では「自分は出世しているほうだ」と考えている層で割合が大きく16.6%に上る。どうやら社会的に恵まれた人のほうがゴールデンウィーク計画のメドが既についている傾向にあるようだ。
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■自由業は「自由」?
職業別では、休暇も旅行も自由自在といったイメージの「自由業」が、当調査では0%。実際にはあり得ない数値だが、「計画を立てている」割合が小さい傾向にあることは間違いなさそうだ。
この数字は、「2ヶ月先どころか、明日のことも見えない」という厳しい現実の表れなのだろうか。
それとも「計画は立てない。その日の気分で出掛け、飛び込みで宿を探す」などといった、自由業っぽい自由な旅のスタイルを好むということなのだろうか。興味は尽きない。
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■計画は早めがオススメ
ゴールデンウィークは、長い休みを当て込んでイベントの開催も数多い。
たとえば東北北部や北海道南部ではソメイヨシノの開花時期と重なることもあり、「弘前さくらまつり」(青森県)など各地の「桜祭り」で、暖かいところではとっくに済ませた花見をもう一度楽しむこともできる。
佐賀県では、今年で113回目の開催となる「有田陶器市」が有名だ。中には朝6時から開店する店舗も。掘り出し物を求める陶磁器ファン向けには、臨時列車「有田陶器市号」まで運行される。
10連休とはいかないまでも、ライフスタイルに合わせて早めに予定を立てておくと、その日を楽しみにゴールデンウィークまでの日常をワクワクしながら過ごすことができそうだ。
航空券はすでに予約を受け付けている。JRの指定券は1ヶ月前が発売日だ。
(文/しらべぇ編集部・上泉純)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年2月20日~2016年2月24日
対象:全国20代~60代の男女1,348名