【悲報】「ひな祭り」が日本人に馴染みの薄い理由が判明か
先日の3月3日は「ひな祭り」。しらべぇでもお伝えしたが、どうやら現代日本人にとって『ひな祭り』は馴染みが薄いものになってしまったらしい。ひな人形を飾ってまでお祝いをするという人は、全体で3割程度だったのである。
その理由については深掘りができていなかったが、しらべぇの調査でその理由が解明されることに…。
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■ひな人形は気味が悪い…トラウマにも?
編集部が全国20代〜60代の男女1348名を対象に、「ひな人形は正直気味が悪い」と思う人の割合を調べてみると、およそ2割存在したのだ。
もしかしたら子供時代、夜遅くに人形を見かけてドキッとした人もいるのかもしれない。そのときに怖い思いをしたのであれば、一生のトラウマになる可能性だってありえそうだ。
ひな人形に限らず、市松人形や西洋のアンティークドール全般に対しても「どこか不気味だ」と感じる人もいることだろう。
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■意外にも女性が…
男女の年代別で見ると高齢世代よりも若年世代に、男性よりも女性に「ひな人形は気味が悪い」と感じている人が多かった。
女の子の節句には欠かせないはずのひな人形だが、必ずしも女性に歓迎されているわけではなさそうだ。
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■3人に1人が「気味が悪い」と答えた県は…
ちなみに都道府県別の調査では、静岡県民の約4割もの人が「ひな人形=気味が悪い」と感じていると明らかに。
静岡県で思い出すのが、プラモデルの生産工場が集まっていること。もしかしたら、プラモデルに伝統的なひな人形が押されているのかも…。
ひな人形は、かつてと比べて様変わりしている。最近は7段、8段のような大掛かかりなセットではなく、「親王飾り」と呼ばれるお内裏様とおひな様だけのタイプや、こぢんまりとしたものも。
衣裳や顔だちも現代的になっているものがあるので、小さな女の子の子供がいる親は、来年の「ひな祭り」に検討してはいかがだろう。
(文/しらべぇ編集部・県田勢)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年2月19日~2016年2月22日
対象:全国20代~60代の男女1348名