英語習得の近道!「国際恋愛」に必要な語学力ってどれくらい?
英語を身につけることでキャリアの幅が広がったり、あるいは旅行の行き先が変わったり、自分にとって何かと良いことが多いものである。
じつは多くの英語学習者が体感していることは、それだけではないらしい。それは「恋愛の幅が広がる」ということだ。
■恋愛のために英語を勉強?
海外留学のEFが、自社の公式twitterにおいて意識調査を行なったところ、英語力を身につけることで得られる成果は「交際相手や恋愛の幅が広がること」と回答したフォロワーは全体の10.0%という結果に。
つまり、英語学習者の10人に1人が恋愛のために英語力アップに励んでいるということになる。ただ、本当に英語力を身につけることで恋愛の幅が広がるのだろうか?
たとえば、日本人の国際結婚の数。厚生労働省の調べによると、5年前と比較すれば、その数自体は減っているものの、今尚、年間2万組以上の夫婦が誕生。
もちろん英語圏の婚姻相手だけではないが、すでに多くの日本人が言語の壁を越え恋愛をきちんと実らせていることがわかる。
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■必要なレベルとは?
では、どれくらいの英語力があれば、恋愛を楽しむことができるのだろうか。たとえば、ヨーロッパ言語参照枠CEFRで考えるのであれば、B1レベルの英語力は必要なのかもしれない。
B1レベルは「社会生活での身近な話題について理解し、自分の意見とその理由を簡単に説明できる」レベル。TOEICで言えば550~784点程度、英検で言えば2級程度の英語力が必要と言えそうだ。
ただ、文部科学省が2016年2月2日に高校3年生を対象にした英語力調査の結果を見ると、英語2級程度の英語力を持っている割合はわずか2%程度(読む、聞く力のみ)。残念ながら恋愛を十分に楽しむための英語基礎力はないと考えられる。
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■必要なのはだたの英語力だけではない?
さらに恋愛を楽しむためには基礎力も重要だが、スラングや気持ちを伝える様々な表現、言い回しを覚えることも必要だ。
たとえば、交際相手のことをBaby(ベイビー)やHoney(ハニー)と呼ぶこともあるが、それを進化させたBae(ベー)というスラングを使って相手との距離感を縮めてみる。
また『好き』という気持ちを伝える表現も「I love you」(あなたを愛しています)だけではなく「I have a crush on you」(あなたに夢中なの!)や「I like spending time with you」(きみと一緒にいることが幸せだよ)といった表現を使い、正確に表現することも時として必要だ。
言葉は相手に思いを伝えるためには必要なこと。恋愛を楽しむために、英語学習に力を入れてみてはいかがだろうか。