【意識調査】電車内で「お弁当」は完全NG?でも新幹線では…
列車内での飲食は、旅の醍醐味だがマナーの観点からしばしばトラブルの元になってきた。新幹線の中で「豚まん」を食べる行為を「豚まんテロ」と揶揄する人がいる一方で、JRは豚まんではなく別の食べ物を規制していることも先日お伝えしたとおりだ。
しかし、「駅構内で購入したたこ焼きはNGだが、それより匂いが強い豚まんはOK」のように、ルールが明確でないため、結局は個人のマナーに任せられることが多い。
「ペットボトルでお茶を飲むのもNG」と考える人もいれば、「おにぎり程度の食事なら平気だろう」と言う人も。
実際のリアルな線引きは、どのあたりなのだろうか? 意識調査で探ってみることにした。
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■電車内での飲食、どこまで許せる?
しらべぇ編集部が全国の20〜60代男女1341名に「電車内の飲食で許せる範囲」について聞いたところ…
圧倒的に多かったのが「ペットボトルまで」で、68.3%。続く2位は「どれも許せない」の13.5%で以下、「弁当まで」、「ファーストフードまで」と続く。
どうやら多くの人々は「電車内での飲食はペットボトルまでにしてほしい」と考えているようだ。
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■女性は車内の飲食に嫌悪
次に「ペットボトルまで」と回答した人を性世代別にみてみよう。
男性と女性を比較すると、女性のほうが「ペットボトル」までと回答した割合が多いことがわかる。とくに40代女性は78.4%がペットボトルまでと考えている。
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■電車を利用している人の意見を聞いてみた
電車をよく利用している人に意見を聞いてみると…
とはいえ、結局は利用者のモラルに任されているため、今回の調査で不評だった「車内で弁当やファーストフードを食べる行為」も禁止されておらず、止めることは難しい。
鉄道会社がなんらかのルールを設けることを検討してもいいかもしれない。
(取材・文/しらべえ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年2月20日~2016年2月24日
対象:全国20代~60代の男女1348名