食べ方を指示する「グルハラ」に怒り ありがちなもの3選
ときに鬱陶しく思われているかもしれないということを覚えておこう。
誰かと一緒に食事に行ったときに、「これはグルメハラスメント(グルハラ)だ!」と感じたことがあるだろうか?一概には言えないが、いわゆるグルメ通の人が「自分が知っている美味しい食べ方を教えてあげたい」と考えてのことだと思われる。
だが、そうした善意は人によっては「自分の好みを人に押し付けるな!」と、不愉快なものとなりうるのだ。
■グルハラに敏感なのは60代女性
しらべぇが全国の男女に調査をしてみたところ、およそ2割の人が「食べ方などを指示してくる人はグルハラだ」と感じていると判明。
また男女の年代別を見ると、各年代でバラつきはあるものの、若干ながら女性に多い印象を抱く。60代女性では3割を超えていたのだ。
先月に放送されたバラエティ番組『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系列)で、フリーアナウンサーの川田裕美がグルハラについて触れていた。
川田アナは、飲食店でおすすめメニューを指定し選択肢を与えない男性のことを例にあげ不満を爆発。また、「(ダチョウ倶楽部の)寺門ジモンさんも肉の焼き方、完全にグルハラ」と語っていた。
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■日常でありがちなグルハラ3選
編集部では、グルハラを受けたことがある人にそのときの状況を聞いてみた。ジモン並のグルハラは、日常でもたしかに起こっているのである。
①ハンバーグのソースを指定
「男友達とハンバーグのお店に食事に行ったときのことでした。オニオンソースとデミグラスソースの2種類から好きなほうを選べたのですが、その彼は『オニオンがうまいんだよ。絶対オニオンにするべき! デミグラスはここで食べるべきじゃないよ』と、すごい圧をかけてきましたね。
私はデミグラス派なのですが…有無を言わさぬ態度に、仕方なくオニオンに。『好きなほう食べさせろ!』と、怒りがこみ上げてきました」(20代女性)