「忘年会の日程がかぶっている」人は11.4% 評価を下げない賢い乗り切り方は?
12月に入ると、夜の街も賑やかになってくる。とくに来週以降は、忘年会の予定が入っている人も多いだろう。 とはいえ、飲み会だけでなく、仕事も忙しい年の瀬。限られた日程に忘年会の予定が重なり、すでに「忘年会がかぶってしまった」人もいるかもしれない。
と考えたしらべぇ編集部は、アンケートサイト「マインドソナー」を使って、12月が始まったばかりでもう忘年会の予定が1日に2つ以上入ってしまった人の割合を調べてみた。
多くはないが、1割を超える人は、すでに忘年会の予定がかぶってしまっていることが明らかとなった。もう少し年末に近づけば、この数字がさらに増えることは想像に難くない。
では、忘年会がかぶってしまっている場合、もしくは今後そういう状況になってしまったら、人はどのように行動するのだろうか。さらに男女別で調査を重ねてみた。
【男性】
・両方行くが、もし時間も被っている場合は重要度の高い忘年会で一杯目を飲む。
・日時がかぶってどっちも断れない時は自宅でお酒を用意して、Skypeで同時に参加。
・別の機会に穴埋めのできる方を欠席し、可能であればその場で年内にご飯に行く約束をとりつける。
【女性】
・一番行きたい所を優先。選べない場合は費用が一番安いところで決める。
・普段会えない方が多いほうを優先し、行けないほうには「先約がある」と言う。
・食事のメニューで決める。
・「イケメンが来るほうの会」「仲良くなりたい美人が来るほうの会」「美味しそうなお店でやる会」を基準にしてどちらかの忘年会にのみ参加。
・先に好きな人が多い、かつごはんが美味しそうなお店の方の会にどっぷり参加して、その後ちょっとだけ他の会に参加。
・自分が好きそうな人格の人、お互いにほしい情報を分け合うことができる人たちのいる忘年会を選ぶ。
女性は、「どちらか一方」を選ぶ傾向があり、「ご飯のメニュー」や「好きな人」など、現実的な選択をする傾向。一方で男性は、ちょっと無理をしてもなんとかバランスを取ろうとする気持ちが垣間見えた。
逆に言えば、女性の場合は、無理してハシゴしなくてもそれほど人間関係にダメージはなく、男性はハシゴしてでも両方に顔を出すことが期待されている、と言えるかもしれない。
いずれにせよ、無理や飲み過ぎには、じゅうぶんご注意を。あと、忘年会幹事の皆さん、とくに女性に「忘年会かぶってるけど行けたら行く」と言われた際は、あまり期待しないほうがよさそうだ。
(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト 調査協力/しらべぇレポーターズ)