【調査】ファッションは誰を気にして選ぶ?約8割が答えたのは…
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通勤・通学でも、プライベートのお出かけでも、「洋服選び」はちょっとしたハードル。しらべぇでも既報のように、「コーディネートを決められなくて遅刻した」という女性は21%にのぼるほど。
服が決まらず「遅刻」した経験者は15% 年収で意識の差が明確に!
そんなとき、もしあなたなら、誰を意識して服を選んでいるだろうか? 同性の視線? もしくは、異性の視線?
全国20〜60代男女1180名に調査してみた。
■同性派・異性派は、真っ二つに割れるが…
全体では、やや「同性の視点を意識して服を選ぶ」という人が多数派。しかし、これを男女別で見ると、興味深いことがわかる。
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■日本をファッションを決めているのは、女性?
男性は、7割以上が異性、つまり女性の目線を意識してファッションを決めている。「モテたい」とまではいかないまでも、魅力的に思われたい、汚らしく見られなくないという意識があるのだろう。
一方、男性の目線を意識して服を選ぶ女性は、2割を切っている。
女性ファッション誌には、時おり「愛され」「モテ服」といったキーワードが並ぶが、そんなコーディネートをする女性、もしくは状況はかなり限られているようだ。
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■男性のファッション関心度は女性の半分?
なぜ、男女ともここまで「女性の目線」ばかりを意識して、服をコーディネートしているのだろうか?
ヒントのひとつは、男女別に刊行されているファッション誌の数にからも見て取れる。オンライン雑誌書店で扱われているファッション誌の数は、女性向けが男性向けの約2倍。
洋服に関心の薄い男性には、ライバルとして同性の意識も向かず、女性たちも「愛されるか否か」よりも、厳しい女性同士の視線を気にかけるのかもしれない。
(文/しらべぇ主筆・タカハシマコト)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年5月13日~2015年5月14日
対象:全国20代~60代男女1180名