自分に気があると思ったら勘違い 男女の言い分もすれ違い
そんなことを思っていたのに、じつは彼氏がいた。よくある話だろう。気さくに話しかけてくれたり、気にかけてくれたりすると、勘違いする人がいるのも無理はない。
しらべぇ編集部では、「異性が自分に気があると思っていたら、勘違いだった」という経験についての調査を実施してみた。
■男女別で勘違いしやすいのは…
男女別で比較してみると、経験者は男性のほうが多い結果に。
勘違いする男性が多いのか、勘違いをさせるような女性が多いのだろうか。男女の年代別でみると、さらにわかりやすい。
40〜50代の男性が、女性が自分に気があると勘違いした経験が多いのだ。若い子から思わせぶりな態度を取られると、「ひょっとしたら?」と期待してしまう世代なのかも。
■職場は勘違いしやすい場所
さらに職業別で経験者が多かったものには、共通点が見られた。全体の平均は22.6%だったが、それを上回っていたのは会社員と経営者/会社役員、公務員。
いずれも、会社などで複数の人が同じ場所で働く仕事だ。ほぼ毎日顔をあわせて一緒に過ごせば、交流も深まる。向こうはただ社内の付き合いとして優しくしてくれているのに、それを勘違いしてしまうのが人間の悲しい性である。
■勘違いした男性の意見と勘違いさせた女性の意見
20代の女性部下に勘違いをした30代男性は、こう語る。
「その彼女は、いつも笑顔で話しかけてくれて。飲みに誘っても断らないし、何気にボディタッチまでしてくるので『ひょっとしたら、気があるのかも?』と期待してたんです。しかしその後に同僚が、その子と飲みに行った話をしてきました。
そして同じように、『俺に気があるのかな?』なんて言ってるんですよ。それを聞いて、我に返りました。彼女はみんなに、同じようにしてるだけなんだって」
一方、勘違いされた経験がある、20代女性の言い分だ。
「上司に飲みに誘われて、断りにくいので何度か飲みに行きました。そしたらある日の帰りに、ホテルに誘われて。もちろん断りましたが、『こんなに付き合ってくれるんだったら、その気があるじゃないの?』って言われて。
そう思う人もいるんだなって思い、それからは会社での付き合いでも、男性とふたりきりは避けるようにしています」
異性に免疫がない場合、勘違いをしやすくなる。いいように受け取るのは、それだけ純粋とも取れるのではあるが…。相手に迷惑をかけない程度なら、少し勘違いをするのも退屈な毎日のスパイスになるのではないだろうか。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代の男女1,365名 (有効回答数)