レゴで再現された『ゴースト・バスターズ』の映画が力作すぎる!
2016年夏にリブート版が公開される映画『ゴースト・バスターズ』。
YouTubeに公開された予告編映像は3000万回を超える再生回数で大きな話題に…と思いきや、主要キャラを全て女性に置き換えたことやジョークの寒さなどが批判を呼び、Dislike(嫌い)の数がLike(好き)の3倍を上回るというややこしい状況になっているようだ。
そちらとは関係なく、破壊神ゴーザと戦うオリジナルの『ゴースト・バスターズ』をレゴブロックで再現したストップモーション・アニメが力作すぎてヤバい。
街のシーンで、100対を超えるミニフィグが画面内に集結しているのは必見。
画像をもっと見る■ベースはオリジナル『ゴースト・バスターズ』
多少のアレンジが加えられているが、ストーリーはオリジナルの『ゴースト・バスターズ』に忠実。ゴーストバスターズの面々はドタバタを繰り広げながらも幽霊退治を成功させ、環境保護局に目をつけられ幽霊保管庫から大量の幽霊をニューヨークに解き放ってしまう。
一方で、門の神と鍵の神に取り憑かれたディナとルイスが出会うことで破壊神ズールが復活してしまい、巨大なマシュマロマンと化したズールが街を破壊しはじめる。
ちなみにこのマシュマロマンだけはレゴ製でないのだが、撮影者の10歳の娘さんによる熱演だそうだ。
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■小ネタが満載
大筋ではストーリーに沿っていると書いたが、ところどころにクスリとしてしまうようなネタが盛り込まれている。『シンプソンズ』のバート(後に家族で登場)が群衆に紛れて画面を横切ったり、登場するゴーストの中にはジェイソン、フレディ・クルーガー、さらにはフォースと一体化したアナキン・スカイウォーカーなんかも混じっているぞ。
特にマシュマロマンと対決するシーンではバットマン、スクービー・ドゥー、アベンジャーズ、マスターヨーダなどが加わり、まさにスーパーヒーロー大集合!状態。
一瞬のカットの中に小ネタが散りばめられているので、洋画やカートゥーン好きは目を皿のようにしてチェックしてみてはいかがだろうか。
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■5ヶ月にわたる力作
それにしても、これだけの映像を作るのは素人から見ても大変な作業だとわかる。なんでも投稿者のコメントによると使用したレゴの費用がトータルで10万ドル(約1050万円)以上、撮影は5ヶ月間にわたり2000時間を費やしたそうだ。
また、キャラクターが大量に登場するためボイスアクターにはスタッフの奥さんたちも総出で加わり、ニューヨークの街角を撮ったシーンでは同時に140以上のミニフィグが使用されていたのだとか。
大人にこれだけの情熱を傾けさせるレゴワールドの魅力ってやっぱりすごい。
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