ハーゲンダッツ越え?ジョエル・ロブション「超本気の高級アイス」がセブンで発売
「ジョエル・ロブション」という名を、誰しも一度は聞いたことがあるのではないだろうか。
フランスの有名なシェフの名であり、「ミシュランガイド」に掲載される、彼の複数のレストランの星をあわせると、その総勢は28個にもなるという世界一の星をもつ男性である。
そんな世界一のシェフが監修するスイーツがセブンイレブンで発売に。ひとり3万円以上ものコース料理を提供するレストランと、手頃なコンビニのコラボということで注目を集めている。
一体どんな味なのか? しらべぇ編集部では、さっそく食べてみることに。
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■1本目「攻めるショコラ」
こちらが「ジョエル・ロブション ショコラ オレンジと練乳のソースで」(278円/税別)。
パッケージには断面図が描かれており外層から「ジャンドゥーヤチョコ」、「カカオニブ」、「オレンジピール」、「オレンジソース」、「練乳ソース」といった順にコーティング。
聞き慣れない単語が多すぎる…。
キメが細かく、しっとりとした中身が飛び込む。
ひとくち食べると、品のあるビターテイストなチョコが主張してくる。そのあと、スッとオレンジの香りが。
爽やかな酸味と、フォンダンショコラのような濃厚なチョコソース、そしてカカオニブ(ナッツのようなもの)がサクサクと音をたてる。
アイスの名前にもなっている「練乳」の風味は、記者はあまり感じなかった。
食感はアイスというより、柔らかなチョコケーキだ。奥深く飽きない味わいは攻めのショコラといって良いだろう。
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■2本目「魅せるストロベリー」
「ジョエル・ロブション ストロベリー タヒチ産バニラとホワイトチョコで」(278円/税別)。
材料には「ホワイトチョコ」、「フリーズドライ苺」など、先ほどのショコラよりは聞き馴染みのある言葉が。
断面には美しいいちごソースがマーブル状に散っており、そこに大きな糖漬け苺が、華やかなルビーのようにキラリと主張している。
舌で外層のホワイトチョコをなめると、その厚みに驚く。なんとか歯でしっかりと噛み砕くと、中からドロっと濃厚な甘みが。
高級パフュームのようなベリーの香りをわずかに感じ、ゴロッとした苺の果肉に満足する。その後、可憐な乙女のような甘酸っぱさが後を追っかけてくる。
2本をサクッといただき、正直なレビューを書くつもりでアラを探してみたが完全なプロ意識に降参だ。
ロブション、グッジョブ!!!
あえていうならば、ショコラは甘さひかえが好きな人向け、ストロベリーは濃い甘みがお好きな人にオススメだ。
約300円で、3つ星シェフの本気さが垣間見えるコチラ。気になる方はぜひ試してみては?
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(取材・文/しらべぇ編集部・大木亜希子)