2016年『7〜9月の流行語大賞』を発表!あのゲームが5割に迫る
毎年、年の瀬が近づくと発表される、さまざまな「流行語大賞」。
その一年の世相を知るにはもってこいのイベントだが、選考のタイミング近くで流行った言葉のほうが印象に残りやすいようにも思われる。
そこでしらべぇ編集部は、四半期ごとに調査を実施。「直近3ヶ月でもっとも流行ったと思うキーワード」を調べてきた。
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■1〜3月の第一位は「センテンススプリング」
ちなみに、年明けすぐに1位に輝いたのはベッキー&ゲス川谷の不倫騒動で注目された「センテンススプリング」。
「保育園落ちた日本死ね」や「マイナス金利」が続く展開だ。
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■4〜6月は「アモーレ」と舛添問題
4〜6月の1位は、サッカー日本代表の長友佑都選手と女優・平愛梨の熱愛宣言での「アモーレ」。
さらに「不適切だが違法ではない」「第三者の厳しい目」といった、舛添要一・前都知事関連の言葉も注目を集めた。
では、この夏、7月〜9月にはどんな言葉が流行したのだろうか? 全国20〜60代男女1,351名を対象に調査を実施した。
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■7〜9月はあのゲームが圧勝
今年前半とは打って変わって、1強状態。もっとも流行ったと思う言葉として5割近くが回答したのは「ポケモンGO」。
「ポケモンの巣」とされた公園などには、日夜多くのユーザーが詰めかけ、レアポケモンの出現とともにダッシュする姿がよく見られた。日本だけでなく世界を動かした現象と言っていいだろう。
大差ながら2位につけたのは、ブラジルで行われた「リオ五輪」。日本選手団の活躍や閉会式が話題となった。安倍晋三首相がスーパーマリオのコスプレをした「安倍マリオ」も5%の支持を集めている。
3位は、築地からの移転に揺れる豊洲新市場がらみ。建設前の調査で、予定地から発がん性物質のベンゼンが環境基準の4万3000倍検出されるなど高濃度で汚染されていたため、行われるはずだった「盛り土」が一部で実施されていなかった問題がランクインした。
これらの中に、2016年を代表する言葉はあるのだろうか。年末のさまざまな発表を楽しみに待ちたい。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代男女1,351名(有効回答数)