元・巨人軍投手の経営するうどん店が大行列『讃岐うどん 條辺』
元プロ野球選手がラーメン店や居酒屋などの飲食店を経営することはよくある話だが、埼玉県ふじみ野市にある『讃岐うどん 條辺』ほど、成功している例は珍しいだろう。
條辺と聞いてピンときた人は、おそらく巨人軍のファンを20年近く続けているはず。
そう、この店は。1999年のドラフト会議で巨人軍から5位指名を受けて入団した元投手、條辺剛が経営する店なのだ。
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■うどんチェーンより味・価格ともに良し
しらべぇ取材班が訪れた休日の昼過ぎにも、地元の客と思われる人たちで大行列! いったいどれほどまでに元プロ野球選手の打つうどんは美味しいのだろうか?
さっそく並んで待つこと数分、讃岐うどんの定番であるぶっかけうどんにわかめトッピングをオーダー。
1玉だと450円だが、2玉でも50円増しになるだけなので非常にコスパがいい。
丼にギュウギュウに詰められたうどんは見るだけでお腹がいっぱいになってしまいそうだが…ひと口食べてみるとその強くもしなやかなコシにビックリ! コレはウマい!
天ぷらも大きなあなご天が100円台とリーズナブルで、サクサクの食感がたまらない。讃岐うどん定番のちくわ天もボリューム満点だ。
値段は一般的なうどんチェーンと同じか少し安いぐらいなのに、出汁の風味も素晴らしく、うどんののど越しも段違い。人気が出るのも頷ける最高の美味しさであった。
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■本場香川で修業
後から調べたところ、どうやら條辺氏はうどん店を始める前に、本場香川の名店『うどんのなかにし』で修業したことが分かった。
暖簾の店名はミスタージャイアンツである長嶋茂雄氏が書いた文字で、店内にはその色紙も。巨人ファンだけでなくうどん好きならぜひ訪れてほしい『讃岐うどん 條辺』。
武蔵野うどんの本拠地であるふじみ野市でも大人気になるほど、埼玉県内でもトップクラスの激ウマうどん店だ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)