たむらまろ、こんでんえいねん…「語呂のいい日本史用語」ベスト8
やたら語呂がいい歴史用語があなたの中にも残っているはず
■第6位「坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)」
人物で唯一ランクインを果たした坂上田村麻呂。彼の肩書きである「征夷大将軍」を「征夷大将軍近衛権中将陸奥出羽按察使兼陸奥守鎮守将軍」とまで覚えていたあなたは、歴史マスターかよっぽどの暇人です。
当時、野蛮な民族の住む地域とされていた東北地方と朝廷は長年に渡り争いを続けていましたが、802年に戦乱を集結させたのが坂上田村麻呂。東北出身の筆者としては朝廷の支配に複雑な気持ちもありつつも、彼がいなければ今の東北はなかったのでしょう。ありがとう田村麻呂。
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■第5位「日米修好通商条約(にちべいしゅうこうつうしょうじょうやく)」
1858年に江戸幕府と米国が結んだこの条約は、米国側に領事裁判権を認めていることや、日本に関税自主権がなかったことから、日本側に不利な不平等条約だと言われていますね。「くっそ、アメリカくっそ!」と思いながら覚えていたことや、米国側の締結責任者「総領事ハリス」のヒゲがやたら立派だったことが印象的です。