たむらまろ、こんでんえいねん…「語呂のいい日本史用語」ベスト8
やたら語呂がいい歴史用語があなたの中にも残っているはず
■第2位「東海道中膝栗毛(とうかいどうちゅうひざくりげ)」
解せないのに印象に残ってしまう語彙ならナンバーワンを取れるであろう「膝栗毛」が奇しくもここでランクイン! これは、江戸時代後期の戯作者・十返舎一九の代表作で、1802年から1809年にかけて出版された滑稽本のことですが、旅道中記の国民文学として大名から庶民まで大きな人気を呼び。その後20年にわたり続編まで出されたという、世紀の大ベストセラー作品なんですよね。
それもちょっぴりオトナな内容もあったということが要因なのでしょうか、「時代が経っても、人って変わらないな…」とどこか安心します。
そして栄えある第1位は…?
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■第1位「武家諸法度(ぶけしょはっと)」
この結果を見たとき「妥当!」と思わず声が出ました。アンケート結果からも、年代や性別にばらつきなく、とてもバランスよく染み渡っていることが伺えます。
第8位にもあがっている禁中並公家諸法度、寺家に対する諸宗本山本寺諸法度と並び、幕府による支配身分統制の基本法が「武家諸法度」ですが、ここにもまた、かの金地院崇伝が関わっているんですよね…。何者なんですかね。
以上、日本史用語で最も「語呂がいい」ものベスト8でした。
筆者は改めて、金地院崇伝がハンパなくデキる男だということだけは分かりました。「語呂がいい」世界史、日本史ときたら次は…?
(文/しらべぇ編集部・みやけよう)