風呂ワーカーが厳選！リフレッシュがてら仕事にも使える都内近郊の温泉施設厳選5つ
風呂ワーカーという生き方
フリーランスで仕事をしている人のなかには、よくカフェなどで仕事をする人も少なくないだろう。そんな筆者も“走る”フリーライター。ランニングがてらパソコンを持ち出し、外で仕事をすることがある。
しかし…
筆者の場合、カフェで仕事をすることはほとんどない。かと言って、コワーキングスペースなども利用経験はほとんどなし。筆者が仕事場として愛用しているのは、何を隠そう“風呂”だ。自ら「風呂ワーカー」を勝手に名乗り、月数回は風呂Workしている。
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なんで風呂？仕事できるの？
筆者はランニングを日課にしている。やはり走った後は汗を流したい。ある日「風呂で汗を流してから、カフェにでも入って仕事するか」と考えたところ、そのまま風呂で仕事ができることを思いついた。しかも場所を選べば、次のようなメリットがあるのだ。
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【風呂ワーカーの特徴】
・何時間いても定額
・風呂は何回でも入り直しOK
・食事（ビールも！）ができる
・荷物は鍵付きロッカーに入れられる
・水やお茶は飲み放題
・1000円以下で入れる
・子供連れでも仕事ができる
ただし風呂であるがゆえにWi-Fiはなく、電源も貸してもらえないことがほとんどだ。しかし今はテザリングもあり、最近のパソコンは電池の持ちも良い。仕事を選べば、そこまで困ることも少ないだろう。
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都内近郊の風呂ワーカースポット厳選5つを紹介！
さて、風呂Workについてご理解頂けたところで、実際に筆者が仕事場として利用した風呂施設から、今回は“温泉”に絞っておすすめのスポットをご紹介したい。若干エリアに偏りがあるが、参考にしてみてほしい。
＜よしかわ天然温泉 ゆあみ＞
・所在地：埼玉県吉川市
・アクセス：JR武蔵野線「吉川駅」から徒歩1分
・入浴料：大人900円
源泉に加えて、いくつもの生薬によって健康効果が期待できる智光薬湯がある。疲れが溜まっているときには、イチオシの天然温泉だ。
広いスペースが設けられた食事処は、仕事にも最適。座敷とテーブル席があり、思い切り寛げる。何よりありがたいのは“ドリンクバー”があること。他の風呂施設では、なかなか見ないサービスである。
・アクセス：都営三田線「志村坂上駅」から徒歩8分、駐車場90台
・入浴料：大人830円
落ち着いた雰囲気に、どことなく趣を感じられる温泉施設。源泉や露店、寝湯、スチームサウナなど、複数の風呂を楽しめる。
有料個室もあるが、お食事処もスペースが広く取られている。外には庭園が広がり、景色にも癒やされながら仕事ができるだろう。
・所在地：東京都足立区
・アクセス：JR常磐線（各駅停車）「亀有駅」から徒歩15分・バス10分、駐車場90台
・入浴料：大人900円 ※朝風呂700円
午前中に入館すれば料金が安く、そのまま午後まで滞在できる。温泉のほか、スチームサウナや露天風呂もおすすめだ。沖縄民謡ライブが行われる日があり、静かな環境が好きな方はスケジュールを確認しておきたい。
座敷スペースがあり、水・お茶は無料で提供されている。飲食メニューも豊富。壁際の席は壁に寄りかかれるので、仕事におすすめだ。疲れたら、ごろ寝スペースで仮眠を摂るのも良い。
＜楽天地天然温泉 法典の湯＞
・所在地：千葉県市川市
・アクセス：JR武蔵野線「船橋法典」駅から徒歩5分、駐車場180台
・入浴料：大人700円
東京楽天地が運営する天然温泉施設。入浴料は、東京都墨田区にある姉妹施設「楽天地スパ」の3分の1以下で利用できる。源泉掛け流しの温泉はもちろん、広々とした露天風呂はまさに癒し。疲れた身体には、高濃度人工炭酸泉がおすすめだ。
泡がふわふわのフローズン生ビールも味わえる「まんぷく庵」は、広々として仕事もはかどる。座席間にパーテーションもあり、落ち着いて仕事に取り組めるだろう。食事メニューも充実しているので、ランチも楽しみだ。
＜越谷天然温泉 美人の湯＞
・所在地：埼玉県越谷市
・アクセス：JR武蔵野線「南越谷駅」から無料送迎バス、駐車場150台
・入浴料：大人730円
天然温泉はもちろん、ジェットバスや水風呂、露天風呂、ソルティサウナなど、いろいろな風呂が楽しめる。
あまり広くはないが、1Fロビーもしくは休憩室で仕事ができる。アルコールを含む軽食も用意されているので、昼食や仕事後のビールを楽しむことも。座敷席があるので、脚を伸ばしてリラックスしながら仕事が可能。
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ほかにも風呂ワーク施設はたくさん
今回は温泉に限定したが、たとえば千葉県松戸市にある「笑がおの湯」や東京都各所にもある「おふろの王様」のように、スーパー銭湯でも仕事ができるかもしれない。
近くのお風呂は、GoogleMapで「風呂」を検索すると発見できる。筆者はよく自宅から30km圏内で検索して風呂ワークを実践している。カフェやコワーキングスペースの利用も良いが、たまには風呂でゆっくり仕事をしてみるのも悪くない。一人暮らしの方であれば、広い風呂に足を伸ばして浸かるだけでもメリットがあるのではないだろうか。
ただし土日や夕方以降は混雑するので、周囲の迷惑にならないように気をつけたい。快適に仕事を行うためには、他利用者への配慮も忘れてはいけない。
(文／しらべぇ編集部・三河賢文)
