整体師の言動に不審感 女性が二度と行かないと誓ったワケ
ある男性スタッフの対応に不快な思いをした女性に、そのときの様子を聞いてみた。
■顔が異様に近く鼻息を感じた
「そんな言葉を仰向けで、目の部分にタオルを巻いて聞いていた私は、顔のすぐ近くに生ぬるい息を感じました。それは男性スタッフの鼻息、吐息。目の部分を隠されていたので状況はわかりませんでしたが、かなり至近距離に顔があったことは明らかで。恐怖でした」
■「僕にカラダを預けて」と囁く
「1時間近くもそうした状況で施術を受けて、カラダもガチガチ状態の私。硬直した私のカラダをもみながら、そのスタッフは『力入れないで。僕にカラダを預けて』と囁きました。一連の言動に不審感を感じていた私は、この一言でもう二度とここでの施術を受けないと決めました」
■女性が男性スタッフに怒り「患者の気持ちを裏切った」
だが、もう施術を受けないというのは、彼女にとって苦渋の決断であったという。
「このスタッフの行為は、セクハラ行為そのものでした。『やっと長年の肩こりと頭痛が改善される』と、その治療院にすがる思いだったのに…患者の気持ちをどう思ってのことだったのでしょう? 裏切られた気持ちでいっぱいです。
患者はカラダの不調をなんとかしてもらいたくて、高いお金を払って施術をお願いするんです。お友達や恋愛を求めて行っているわけではありません」
この治療院に行けなくなってしまった女性は、また他の治療院を探すことになったのである。
(取材・文/Sirabee編集部)