保存食「ゆで鶏」が万能すぎる 余ったゆで汁で炊き込みご飯も
保存食が今、ブームだ。一度作っておいたら、保存期間内であればいつでも簡単に食べることができる。
そんな保存食の中でも、とくに「ゆで鶏」がおすすめだと話題。食べごたえもあるし、バンバンジーやサラダチキンへの応用もオーケーだ。
そこでしらべえ取材班も、保存食ブームに乗るべく「ゆで鷄」を作ってみることに。
■簡単レシピで絶品!
用意した材料がこちら。
【材料】
・鶏むね肉(3枚)
・塩(大さじ1)
・酒(大さじ4)
・しょうが(1かけ)
①まずは鶏肉に下味をつける。フォークで鶏肉を何カ所か刺し、塩と酒をもみこんで5分〜10分放置。
②次に、大きな鍋に鶏肉、しょうがを薄切りにしたもの、水4カップを入れて中火にかける。
ネギの青い部分があれば、これも一緒に入れると風味が増す。沸騰したら弱火にして、5分間はそのまま。火を止めたら、1時間ほど放置して余熱を通す。
③保存容器は、保温・耐熱性に優れたホーロー製がいい。ゆで汁ごと、鶏肉、ネギを容器に移す。以上で完成だ。
シンプルにポン酢しょうゆで食べるのがおすすめ。ジューシーなゆで鶏が、ポン酢しょうゆのさっぱりとした味とバッチリ合う。チューブのしょうがをお好みでトッピングしても◎だ。
■ゆで汁を使って「炊き込みご飯」にも!
しかし、これだけでは終わらないのが「ゆで鶏」。保存食マニアの50代女性S氏から耳寄りな情報を得た。
「余ったゆで汁を使って『炊き込みご飯』が作れますよ」
それは…素晴らしすぎる。ということでS氏の指導のもと、取材班は、ふたたび包丁を握った。
炊き込みご飯の材料は、お好みでかまわないのだという。シンプルに、細切りにしたにんじん、手でほぐした舞茸、笹がきで削り落としたごぼうを使う。
ご飯は2合。ゆで汁を釜に注ぎ入れ、炊飯スタート!
炊き上がったご飯は、絶品だった。ゆで汁の旨味が、米の一粒、一粒にぎっしり詰まっている。
まさか、ゆで汁でこんな料理まで作れるとは。「ゆで鶏」恐るべし。一人暮らしの方はトライあるのみだ。一度作ったら病みつきになるはず。
ちなみに、保存期間は冷蔵で約1週間。平日、忙しい方は、週末にどっさり作っておくというのもクレバーなやり方。ぜひ、みなさんも保存食ブーム、この「ゆで鶏」から足を踏み入れてみては?
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(取材・文/しらべぇ編集部・倉木春太)