既婚女性が明かす 子供がいないほうがよかったと思った瞬間3選
結婚して、愛する人との間に子供が生まれる。それは望んでいたことだろうが、ふとした瞬間に「子供がいなければよかった」と思うことが、親にはあるようだ。
しらべぇ編集部の調査でも、全体で約3割の人がそう思った経験があるようで、とくに女性に多く見られたのである。
編集部では、そう思ってしまった理由を子供のいる女性3人に聞いてみた。
①仕事との両立が難しい
「私は昔からずっと、結婚して子供を産んで、仕事をしながら育てたいと思っていました。実際に結婚して子供にも恵まれたのですが、仕事と両立をすることは非常に難しいと思い知らされましたね。
私は自分の仕事に愛を持っていたので、せめて40歳ぐらいになるまで頑張って続けたいと漠然と思っていたのですが、今や自分の時間なんてろくに取れない。旦那のゴハンを作らなきゃ、子供の幼稚園の送り迎えをしなきゃ…そうしていると、あっという間に1日が終わってしまう。
仕事をバリバリしたいような女性は、子育てとの両立はなかなか厳しいということをわかっておいたほうがいいかもしれません。私は結局辞めてしまいました」(30代女性)
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②旦那とのキラキラした時間がなくなる
「私達夫婦はデキ婚で、20代前半で子供ができたんです。当然ながら、子供ができると前までのように1日外に出かけてデートをしたり、映画を観に行ったり…もう4年ぐらいできてませんね。
旦那は仕事、私は家で子育ての生活を送っていると、お互い疲れてちゃんと話ができない日もあります。もう少し子供が大きくなるまで難しいのかもしれませんが、もっと旦那とキラキラした恋愛していたころの時間を持ちたいです。
もちろん、子供のいる日々も幸せではあるのですが…旦那との充実した時間がほしいと切実に思ってしまいます」(20代女性)
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③自己犠牲を惨めに思う
「子供がいて幸せなのは間違いないのですが、『自分のことは何もできなくて虚しくなる』『子供がいうことを聞かなくてつらい』と思ってしまった瞬間は幾度もあります。
子育てに悩んでいるのにひとりで抱え込んでいたり、同世代の友達が自分のためだけに時間を使っているのを羨ましく思ったり…そうしたときにとくに思ってしまいますね。『自分はなんでこうなんだ』って。
仕事を辞めて専業主婦一本で、この先何年か後に『今の自分になにができるんだ』って自己嫌悪になりそうな気がしています。私の母親がそういうことをよく言っていたので、今ならその意味がわかる気がしますね」 (30代女性)
いずれも子供が生まれたことの喜びはあるものの、それを抜きにしてやむを得ずマイナスの感情が沸き起こる瞬間はあるよう。ないものねだりなのかもしれないが、とくに女性は仕事との兼ね合いもあり、悩むことは男性よりも多いのだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・chan-rie)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20代~60代の子供がいる男女651名(有効回答数)