厳しすぎる現実…2020年開催「東京五輪」が歓迎されてない?
リオ五輪も閉会を迎え、いよいよ東京五輪が4年後に迫ってきた。
日本代表が夏の五輪過去最多のメダルを獲得するなど盛り上がりを見せたリオ五輪だが、五輪が自国で開催されることについて国民はどう思っているのだろうか。
しらべぇ編集部の調査したところ、あまり歓迎されていないと明らかに…。
■東京五輪を開催してほしくない人の割合は…
全国の男女1,376名に「東京五輪は開催してほしくない?」と尋ねたところ、どの世代も4人に1人以上は開催してほしくない人がいると判明。
それもそのはず、東京五輪には、さまざまな問題が山積みなのだ。
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■神宮球場が使用停止に?
神宮球場といえば、ヤクルトスワローズの本拠地かつ大学野球の主要会場であり、野球界にとっては重要な球場である。これをなんと、東京五輪の開催中は使用停止にする動きが出ているのだ。
これに対して、野球ファンはこのように語っていた。
「 神宮球場は大学野球のメッカ。使用中止になればアマチュア球界そのものをゆるがすことになります。このようなことをまったく考慮せず、代案もなしに使用中止を要請なんて考えられないですね」
「世界一カネのかからない五輪」をうたって招致に成功した東京五輪だが、さまざまなところへしわ寄せがきている。現在は当初よりも短期間の使用停止を検討しているようだが、見通しは不透明だ。
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■ハードすぎるボランティア
大きなイベントは、多くのボランティアによって支えられているものである。しかし、五輪となると求められるレベルが変わってくる。
・コミュニケーション能力があること
・外国語が話せること
・(ボランティアとして参加を)1日8時間、10日間以上できること
・採用面接やあらかじめ設ける3段階の研修を受けられること
・2020年4月1日時点で18歳以上
・競技へのの知識か観戦経験があること
現時点では、これらがボランティアの要件として設定されている。中でも語学力に関しては相当のレベルが求められるが、このような条件で果たしてどれほどの人が集まるのだろうか。
また、極め付けはダサい制服である。
オリンピックのボランティア、土日メインで良ければドイツ語力取り戻すキッカケにやってもいいと思ったけど、この制服を着させられる点に思い至り回避決定。 pic.twitter.com/dWesRViWJH
— 博多駅前 (@hakata_ekimae) July 5, 2016
ボランティアには幅広い年代の人が参加するだろうが…これでよいのだろうか。
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現在の状況を見ると、開催決定当初の興奮はどこへやらと不安な面も…。
しかしながら、リオ五輪の閉会式でのパフォーマンスが評価されるなど、希望も見えている。あと4年でどのように国民を納得させてくれるのか、注目したい。
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(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日 対象:全国20代~60代の男女1,376名(有効回答数)