2万円台の新型PS4とPS4Proが発表!ユーザーの反応は?
9月8日、2種類の新型プレイステーション4(以下PS4)が発表された。
しらべぇでも報じたとおり、ゲームファンが期待を寄せる、バーチャルの世界に没頭できるヘッドセット型のPlayStation VR(PS VR)の発売も10月13日に控えている。
そのなかで発表となった家庭用ゲーム機・新型PS4とは、いったいどのようなものなのだろうか。
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■新型PS4のスペック
現行のPS4から小型・低価格化を実現した新型PS4と、性能を強化しこれまで以上に精密で快適な映像表現を可能にしたPS4Pro。2種類がそれぞれ9月15日、11月10日に発売となる。
新型PS4は本体構造を見直してデザイン。現行モデルであるCUH-1200シリーズ比で30%以上の小型化、16%の軽量化、28%の消費電力低減を実現しながらも、機能面は遜色ない。
販売価格も現行モデルから5,000円値下げした29,980円(税抜)とし、新規ユーザー層の拡大を狙う。
対して、1テラバイトのハードディスクを標準装備し、より高画質でより快適な映像表現を実現したのがPS4Pro。「ハイスペックなPS4」といったところだ。
4KやHDR(ハイダイナミックレンジ)といった最新の映像技術に加え、フレームレートの向上により安定した映像が出力される。
現行機をはるかに上回るグラフィック性能のため、PS VRにおいてもよりリアルな映像体験が可能だ。こちらは44,980円(税抜)で発売される。
発表直後からTwitterではゲームファンのつぶやきが溢れていた。
ごきげんよう! イイですなァPS4スリム……しかしウチのPS4もバッフォォォオオとスゴイ音を出しながらめちゃ働いてくれてるからまだまだイケる。それよりもPS4Proが気になる。さらにデカいけどなんかデカいと欲しくなる。4kとか1TBHDDとか最高だなァオイ! なっ(´ω`)b
— キリン (@NAMARIKIRIN) September 8, 2016
PlayStation® Meeting 2016倍速で見たけど、PS4Proは魅力的やな。
数年前まで考えられていたコンシューマの領域を遥かに超えてきている。
4Kは十分に魅力的なのだが、それよりもHDRが気になる。— がち芋 (@GatiImo) September 7, 2016
https://twitter.com/misozi_shamozi/status/773950876708777984
とりあえず新型PS4を予約したけど、Proが出たところで買い直してしまう予感がする
— Akinori Tomita (@__tmy) September 8, 2016
同時に発表となったふたつのPS4。「価格」と「機能」どちらを選ぶべきかゲームファンも悩みどころだろう。
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■PS VRがPS4に与える影響
9月15日~18日に開催される東京ゲームショウ(TGS)2016では、35社が名を連ねる「VR(バーチャルリアリティー)コーナー」が新設。
VRゲームソフトやハードウェア、サービスなどがまとめて展示されるなど「VR」は大きな注目を集めている。
今秋から登場するPS VRも発表当初から予約が殺到、即完売になるほどの人気だ。
PS4は2013年11月の発売以来、全世界で4,000万台販売されているが日本国内での販売台数は300万台。PS3が国内で1,000万台以上販売されたことを考えると伸び悩んでいるといえる。
しかし、PS VRの登場によって、新型PS4は今後のゲーム業界の勢力図を大きく書き換える可能性を持つこととなった。今後はPS VRとともにPS4からも目が離せそうにない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・サバマサシ)