ハーゲンダッツに「おふくろの味」?ハロウィン向け新作は庶民派パンプキン
先月末に新作「紫いも」フレーバーを出したばかりのハーゲンダッツ。今度は秋の味覚第2弾「パンプキン」272円(税抜)が発売になる。
過去5回にわたり期間限定で発売されているこちらのフレーバーは、ハロウィンシーズンに加えて、世の中に一定数存在する「かぼちゃ好き」へ需要があるということなのだろう。
しらべぇ編集部は、ひと足先に試食してみることに。
画像をもっと見る
■優しい「母の味」を感じる?
見た目は、キメの細かいカスタードクリームのよう。「紫いも」フレーバー同様に、ベースのアイスにくわえて濃いパンプキンソースがうずまきを描く。
スプーンですくうと、キレイな断面図が。
口にふくむと繊細な甘みが伝わってくる。
記者はこの甘味を、かつてどこかで感じたことがある…と記憶を辿り驚く。そうだ、おふくろの味「かぼちゃの煮つけ」に近い。
少し経つとハーゲンダッツお家芸「少し溶けてもウマイ」の文字通りトロッと濃厚なクリーミーさを感じる。ミルクと相性の良い北海道産の「えびすかぼちゃ」を使用しているらしい。
パンプキンソースに旨みがきゅっと凝縮されており、このソースにより風味が引き立ち後から攻めてくる。美味しさ二段構造の奥深さには脱帽だ。
関連記事:ハーゲンダッツ越え?ジョエル・ロブション「超本気の高級アイス」がセブンで発売
■ブルスケッタにトライ
普通に食べても美味しいが、記者は残り物のフランスパンを軽く温め、スーパーで300円程度のおつまみ「カボチャのタネ」を入手。
「なんちゃってブルスケッタ」にして食べてみたぞ。
パンとタネから感じるほんのりとした塩みに、アイスの優しい甘みが反応して高級感あふれる「甘しょっぱ系スイーツ」の完成だ。
関連記事:風呂上がりのアイスは欠かせない?年代や星座別で顕著な差
■パッケージが、若干冒険してる
一部店舗では、ハローウィン限定パッケージ(写真:左)で発売するという。こちらは無くなり次第終了し、通常パッケージ(写真:右)に切り替えるそうだ。
難易度の高い間違い探しレベルだが、ハローウィン限定のパッケージを使用するのはハーゲンダッツ初の試みというから気にしてみてほしい。
今月は、老舗レストラン「ジョエルロブション」がセブンイレブンとコラボしたいアイスを発売したが、秋の「コンビニ高級アイス合戦」を楽しんでみては?
・合わせて読みたい→コンビニアイスはどれが一番ウマい? 1ヶ月かけて検証(25日目)
(取材・文/しらべぇ編集部・大木亜希子)