将棋・久保利明九段が対局場に現れず不戦敗　その理由に驚き

■対局時間を間違えていた

18時半からの「叡王戦」千田翔太五段対佐々木勇気五段の放送前に久保九段が出演し、事情を説明。対局開始時間を19時と勘違いしており、昼頃大阪から移動する際に14時であることに気がついたそう。

あわてて空港に行ったもののどうしても間に合わなかったことを明かし、謝罪した。本来なら批判も飛び交うところだが、人間くさい理由だっただけに「これはこれで面白かった」「逆に応援したい」という声も。

豊島将之七段VS久保利明九段は遅刻で久保九段がまさかの不戦敗に。謝罪会見での憔悴した姿は気の毒で見ていられませんでした。挫けずこれからも活躍されるよう祈っています。ともかく豊島七段がベスト4に。最近の勝ちっぷりは凄まじいですね。来年の今頃はタイトルホルダーかもしれません。

— kanzouya (@kanzouya) October 30, 2016

叡王戦、、久保九段、私も最初、夜出演だと思ってました…💦💦
対局が観れなくて残念ですが😢
次戦頑張ってくださいーー‼️
自分も思い込みはよくあるのでお気持ちわかります‼︎

— みっち🥀🎸🎹　🐰全力応援🐰 (@mokingjanissin1) October 30, 2016

久保九段は、きっとニコ生将棋関連で、無料ボランティアとかしそうな気がする。確か昔、郷田王将が遅刻不戦敗になったときは、ボランティア指導対局だったよね。
ただニコ生なので、逆に逆手に取った、普段なら恥ずかしいイベントに借り出されるような気がしてならない。それもいいんじゃないかな。

— Bluemoon (@s299792458) October 30, 2016

久保九段の遅刻不戦敗はまぁ本人や棋士の皆さんからしたらあれでしょうが、ファンとしてはかなり貴重なものが見れたという面もあるし、ニコニコだからこそ成り立った貴重な時間だったと思う

— しろー (@rewshiro) October 30, 2016

対局に穴をあけることは棋士としては致命的だが、中継で謝罪する際の久保九段がかなり落ちこんだ表情をしていただけに、同情的な意見が多いようだ。

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■遅刻は信用を失う

しかし仕事に遅刻し穴を開ける行為は許されるものではない。

しらべぇ編集部の調査によると、「いつも遅刻する人は信用できない」と答えた人は7割超え。時間の間違いによる遅刻は誰にでも発生する可能性があるだけに、一般人も注意する必要がある。

今期好調でA級昇級争いでトップに立つ久保九段。この屈辱を対局にぶつけてほしいところだ。

（取材・文／しらべぇ編集部・佐藤 俊治）