あれもこれも地獄で熱々?「地獄蒸し」が楽しくて美味しすぎる
大分県・別府では、天然温泉噴気による蒸し調理「地獄蒸し」体験ができることを知っているだろうか。
食材も、好きなものを持ち込み可能! ということで、しらべぇ取材班もいろいろと買い込み、地獄釜で蒸してみた。
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■食材は「べっぷ駅市場」で調達!
食材はもちろん、べっぷ駅市場で調達。
別府駅に隣接しており、野菜・魚・肉からお惣菜、お土産など幅広いお店が並んでいる。
今回は八百屋、魚屋、肉屋それぞれで「蒸すのにオススメ」の食材を聞いて購入。
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■「地獄蒸し」はここでできる!
そして、今回の地獄蒸し会場はこちら、「里の駅 かんなわ」だ。
この釜の中に入れて蒸すのだが…もうすでに「地獄」感がすごい。
こちらでは、1釜30分510円でレンタルできる。そこにプラスで席料がかかるが、4人できても1000円かからないのはかなり嬉しい!
もちろん、食材の持ち込み料もかからない。一部、禁止食材もあるが、好きなだけ持ってくることができるのだ。
ちなみに地元の人はグループで食材を大量に買い込み、ほぼ包丁を入れないで野菜をそのまま&丸鶏にスパイスを塗りこんだ料理を作っていた。それもかなり美味しそう…。
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■早速準備に!
せいろも貸してくれるため、そこにどんどん食材を並べていく。初心者には、係りの人が「これは何分蒸しましょう」と教えてくれるのでありがたい。
ちなみに、今回持ち込んだ食材はこちら。
トマト、京芋、しいたけ、豚ばら肉、鶏胸肉、鶏砂肝、さざえ、白身魚、
たまご、牛乳、肉まん(現地で購入)、ざびえる、温泉まんじゅう
ちなみに、ザビエルとはこちら。
大分の名物お菓子だ。温泉まんじゅうといっしょに、お土産やさんで購入してきた。
そして牛乳はもちろん、そのまま飲むわけではない。
これをよくまぜて…
名物・地獄蒸しプリンを手作りしてみることに。
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■レッツ地獄蒸し!
これらを、先ほどの地獄の釜に入れていく。
完全に入れる人間が蒸され、暑い。すごく暑い。欲張るとかなり重いので、慎重に釜の中に入れていく。
そして、係の人に教えてもらった時間を計りながら待ち、取り出せば地獄蒸し完了だ。
ここに来るまでにヒビが入ったのか、卵が地獄の形相になっているのはご愛嬌。蒸しプリンもしっかり固まっている。
それぞれお皿に移せば、豪華な蒸しフルコースに!
こちらでは調味料も用意してくれているため、ポン酢などを持ち込む必要はない。
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■肝心の味は…
温泉で蒸されることで、味がギュッとしている。
プリンもこの通り、ぷるぷるだ。味はプリンより茶碗蒸しに近い。甘いプリンを食べたい人は、砂糖を混ぜるといいかも。
ちなみに、ザビエルと温泉まんじゅうはそのまま食べることをオススメしたい。水分を含んだためか、味は変わらないのにベタベタした感触に…。
「次はどんな食べ物を蒸してみようかな? どうなるかな?」とワクワクできる「地獄蒸し」。べっぷ駅市場〜里の駅かんなわのコースはかなり楽しいので一度試してほしい!
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)