仕事より「通勤のほうが辛い」派は首都圏に集中 逆に大阪人は…
年も明けて1週間が過ぎ、仕事をしている人は「通常運転」が始まっているだろう。今年の正月休みは例年より短く、「正月ぼけ」しているほどの休暇ではなかったかもしれない。
とはいえ、厳しく冷え込んだ冬の朝など、「会社に行きたくない…」と思うときがあるのも人情。しかし、そんなときに辛いのは、「仕事」なのだろうか? それとも「通勤」なのだろうか?
しらべぇ編集部は、全国20〜60代の働く男女643名を対象に調査を実施した。
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■「通勤がイヤ」は女性のほうが多い
男性で「通勤のほうがイヤ」は2割強なのに対して、女性はやや高く3割。
満員電車にぎゅうぎゅう詰めになった際の体力的な問題、またさらに「痴漢」など女性特有のトラブルも原因かもしれない。
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■「通勤がイヤ」は首都圏に集中
地域別に見ると、もっとも高かったのは神奈川県で4割に迫る。東京、千葉、埼玉もおしなべて高い。
通勤ラッシュは、とくに「首都圏においてひどい」可能性が垣間見える。また、田園都市線の通勤ラッシュや遅延が頻繁に報じられるなど、「隣県→東京」への通勤も過酷なようだ。
一方で、同じ大都市圏でありながら、全国でもっとも「通勤のほうが辛い率」が低かったのは大阪府。
東京と比較して、職住近接が進んでいるとも考えられる。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年12月16日~2016年12月18日
対象:全国20代~60代の有職男女643名