「新元号」は来年にも発表 過去の「頭文字ランキング」から予想
政府が、2019年1月1日に皇太子殿下が新しく天皇に即位し、同時に新元号に改める検討に入ったことが報じられた。
また、国民の混乱を避けるため、新しい元号は2018年じゅうにも発表される模様だ。
■ネットでは「新元号予想」も
30代以上の人は、当時の小渕恵三官房長官が「平成」という額を持って記者会見する映像や画像も記憶にあるだろう。
インターネットでは、次の年号を予想するユーザーや「#新元号予想」というハッシュタグも見られる。
中には、「明治/大正/昭和/平成」の頭文字である「M/T/S/H」で始まる元号は、紛らわしいので選ばれないのでは…という声も。
そこで、しらべぇ編集部では、過去すべての元号を頭文字のアルファベットでランキングにしてみた。
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■「K」と「T」が多い
アルファベットで分けると、過去に使われた元号の頭文字は15通り。中でも「K」がもっとも多く61回。直近では、「慶應:1865〜1868」に使われている。
大正の「T」がそれに続き、「E(直近では『延享:1744〜1748』)」「J(直近では『貞享:1684〜1688』)が続く。
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■同じ頭文字が続くケースは…
「アルファベットで略す」という習慣がなかった時代、同じ頭文字で改元されたケースは、「文化→文政(1804〜1831)など、過去に29回存在する。
また、もっとも同じ頭文字が連続したのは奈良時代、「天平→天平感宝→天平勝宝→天平宝字→天平神護(729〜767)」の5回。
その後も平安時代に、「天慶→天暦→天徳(938〜961)」と「T/てん」が3回続くケースがあった。
このように、
・同じ頭文字は続かないほうが多い
・多用されている頭文字は「K/E/J/S/G/B」=15回以上出現
というデータは、予想の一助となるだろうか。
新しい時代を感じさせる新元号は多くの人が気になるテーマだが、どのような言葉に決まるのだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)