国立劇場がピコ太郎のPPAPを和楽器で演奏し話題に
ピコ太郎の言わずと知れた2016年の大ヒット音楽芸『PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)』を、国立劇場が演奏した動画が話題になっているようだ。
三味線や太鼓など和楽器の奏者たちが大真面目に演奏し、アレンジを加えた『PNSP』。ネタとして面白いだけでなく、惜しみなく発揮される高い演奏技術も注目のポイント。
■歴史ある劇場とネタのマッチング
独立行政法人、日本芸術文化振興会が運営する国立劇場は、2016年11月に誕生から50周年を迎えた由緒正しい、歴史ある劇場である。
そんな伝統ある劇場が突然お笑い芸人のネタを披露するとはびっくりだが、ネット上では驚きと共に歓迎の声で迎えられ、動画は公開から7日間で200万回近く再生されているようだ。
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■動画を見た人々の反応
「こういうの好き」
「NHKの教育テレビで流れてそう」
「今でこそ伝統芸能で格式がどうのこうのという扱いになってるけど、元々は娯楽だからね」
「あまりにもはまってしまい何度も見てしまう…」
「真面目にふさげてる(笑)」
「元の音楽がパロディしやすいのもあるんだろうな」
「こういうの見てると日本は平和だなーって思うわ」
「国立劇場が本気を出したようです」
「国立劇場なにやってんのwwwww」
「2分間真顔で画面見つめてた」
「(^o^)ペンヌリサンポーサンポーペン(^o^)」
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■くろごちゃんが大活躍
この「PNSP(ペンヌリサンポーサンポーペン)」で言っているサンポーとは“三方”のことで、神前や貴人に物を供える時などに使う、儀式的な台のことで、ヌリサンポーとは漆を塗ってある三方のことだそうだ。
ちなみにセンターで踊っているのは 国立劇場マスコットキャラクターの『くろごちゃん』。舞台の裏方で活躍する「黒衣」の見習いをしている日本一目立たないマスコットとのことだが、思いもよらない反響の大きさに今頃戸惑っているかもしれない。
https://www.youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=Idw8PHP4yCw
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(取材・文/しらべぇ編集部・びやじま)