男・川藤が侍ジャパン批判の張本に喝!「よくぞ言った」と称賛の声
26日に放送されたTBS『サンデーモーニング』内で、ゲストの川藤幸三が張本勲に「ガタガタ言うたらアカン! 」と喝を入れるシーンがあり、話題になっている。
■「おっさんガタガタいうちゃアカン」と喝
事の発端は、25日に行われたWBC日本代表対福岡ソフトバンクホークス戦の侍ジャパン小久保監督について、張本が「選手が不安がる采配をするな」、「勝つような采配をしろ」を強い調子で批判したこと。
「どう思う? 」と振られた川藤は、「ハリさん、始まったばっかりなのに何カッカカッカしていうとるの」と発言。さらに「まだこれぐらいで、おっさんガタガタいうちゃアカンがね」と肩を叩き、苦言を呈した。
これに反応したのがネット民。これまで張本に対し反対意見をいうコメンテーターが少なかっただけに、絶賛の嵐に。
小久保采配批判する張本に
川藤「まだ始まったとこやないか、おっさんガタガタ言うなや!」
wwwwよく言った会長!ちなみに張本が9歳年上ですw#サンデーモーニング #川藤幸三 #張本勲— あま虎ノブ🐯美しき放物線 (@kazunatumi) February 26, 2017
川藤さん、よくぞ言った!
侍ジャパンの現状にぐちゃぐちゃいう張本さんに、まだ始まったばかりでゴタゴタ言うな!本番に整えてくるメンバーだから心配するな、と喝を入れたのは気分爽快でした!— テニスを観に行こう♪ (@PlayerRespect) February 25, 2017
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■「出入り禁止」を危惧する声も
毎回スポーツの話題に喝を入れる「御意見番スポーツ」コーナーは、当初大沢啓二元日本ハムファイターズ監督と張本勲の2人体制だった。
大沢氏が2010年に逝去されてからは、毎回元プロ野球選手ゲストが出演するスタイルになったが、同氏に物を申すことのできる人物は金田正一氏くらいのもので、張本の暴走をなだめる人物は皆無に等しかった。
さらに2010年には張本の「エースが途中降板するのは甘え」という発言に「え~」と不満を漏らした江川紹子氏が、同氏から「クビ宣告」を受け降板するという事態も発生。それだけに、今回の「苦言」で川藤幸三も次回の出番がなくなるのではないかと危惧する声も浮上している。
ただし今回は張本がニコニコ笑っていたことから、その可能性は少ないとの見方が有力。むしろ諌めてくれる人が現れたことについて、喜んでいたのではないかとの声もある。
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■張本を見返すことができるか
批判を受けたWBC代表は、26日現在宮崎で強化合宿に入っており、台湾代表との壮行試合を戦ったのち、7日から1次ラウンドに入る予定。
25日の福岡ソフトバンク戦では打線が振るわず無得点で敗戦しているうえ、主力の内川も負傷退場しており、張本の批判も「まったくの的外れ」とはいえず、意見に賛同する声もある。
多くの批判を黙らせるには、勝利あるのみ。張本を見返すような活躍を期待したいものだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)